筑紫野の蓄電所竣工
2025-07-28 15:53:58

筑紫野市に系統用蓄電所が竣工、持続可能な未来への一歩

筑紫野市に系統用蓄電所が竣工、持続可能な未来への一歩



福岡県筑紫野市において、株式会社ミライト・ワンが新たに系統用蓄電所である筑紫野天山蓄電所を完成させました。この蓄電所は、定格出力1,958.4kW、定格容量7,833.6kWhのリチウムイオン電池を搭載しており、2025年6月30日に正式に竣工しました。これはミライト・ワン、芙蓉総合リース株式会社、及び関連会社の株式会社グローバルエンジニアリングによる共同プロジェクトの成果です。

筑紫野天山蓄電所の主な運用方針は、GL社の電力需給予測や制御・管理のノウハウを活かした電力取引市場での取引です。具体的には、既設の九州エリアにある蓄電池と広域統合運用を行い、バランシンググループ内で電力量の融通を図ることで、効果的に電力系統の安定化に寄与します。この取り組みにより、効率的なエネルギーの利用が期待されます。

ミライト・ワンは全国に9箇所の蓄電所建設拠点を持ち、多様な顧客のニーズに応える能力を備えています。コンサルティングから物品調達、施工までワンストップで対応し、その成果は高く評価されています。実際、同社は過去の建設実績や技術的な提案力をもとに、今回のEPC事業者に選ばれました。

株式会社ミライト・ワンは1946年の創業以来、通信インフラの構築に特化し、その後、エネルギーや交通分野におけるインフラにも力を入れてきました。近年は、地域や企業のデジタルトランスフォーメーションの推進や、グリーンエネルギーの活用など未来に向けた社会インフラづくりに取り組んでいます。「技術と挑戦でワクワクする未来を共創する」を企業理念とし、持続可能な社会の実現を目指しています。

筑紫野天山蓄電所の運用と建設は、エネルギーインフラの整備に貢献する意義を持っています。また、太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及にも寄与し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた一歩となるでしょう。特に、現在のエネルギー問題に対して新たなソリューションを提供することで、より持続可能な未来への道を切り開くことが期待されています。

筑紫野天山蓄電所の概要については、次のとおりです。
  • - 定格出力: 1,958.4kW
  • - 定格容量: 7,833.6kWh
  • - 開設者: 株式会社ミライト・ワン
  • - 位置: 福岡県筑紫野市

ミライト・ワンは今後も系統用蓄電所や太陽光発電との組み合わせによる蓄電所の建設を進め、エネルギー業界の発展に貢献し続ける姿勢を貫いていきます。持続可能なエネルギー社会の形成を支える一助として、今後のさらなる展開が期待されます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ミライト・ワン
住所
東京都江東区豊洲5-6-36
電話番号
03-6807-3111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。