温泉いちご料理体験
2026-04-22 11:26:48
温泉育ちのいちごを捉えた新しい料理体験
温泉育ちのいちごを捉えた新しい料理体験
宮城県の温泉リゾート「一の坊グループ」は、地元の食材の魅力を発信し、生産者の思いを料理を通じてお客様に届ける取り組みを進めています。その名も「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊」。この企画の一環として、2026年4月15日には、料理長や料理人が蔵王町のいちご農園「いちごの国 ゾーナ農園」を訪れ、いちごの栽培方法や生産者の思いに直接触れる機会を持ちました。
この農園が特に注目されるのは、温泉熱を利用した栽培方法です。温泉の熱を上手に利用することで、ハウス内の温度を一定に保ち、生育環境の安定化を図っています。これにより、いちごが生育するための最適な環境が整えられ、特に品質の良い果実が育てられています。温泉熱を利用したこの方法は、一般的な暖房と異なり、熱ムラが少なく、いちごの甘みや香りを最大限に引き出すことが可能となるのです。
現地訪問では、実際に収穫されたばかりのいちごを味わい、その味わいや香りのバランスについて深く検討しました。温泉地ならではの特異な栽培背景もあり、いちごの風味を料理に表現する方法を探求しました。特に、温泉のぬくもりを感じながら味わういちごはその香りや酸味のバランスに驚きがありました。
さらに、蔵王の自然環境もいちごの育成に大きな影響を与えています。残雪を抱える蔵王連峰や美しい桜が広がる景観は、どこか特別な瞬間を演出し、その場にいるだけで心が豊かになります。
特別なデザートの提供
これらの経験を基に、みやぎ蔵王・遠刈田温泉にある「ゆと森倶楽部」では、新品種の「よつぼし」を使用した春のデザートが提供される予定です。このデザートは、熱を加えずにフレッシュな状態で仕上げられるため、いちご本来の香りやみずみずしさが引き立ちます。新たに登場するカクテルも、地元のハーブと組み合わせる形で展開され、リフレッシュしたい方にはぴったりの一杯になるでしょう。
なお、今回のいちごは一の坊グループ内の各施設でも順次メニューとして提供される計画が進行中です。生産者の思いを料理に反映させることで、食べる方にも新たな価値を経験していただきたいというのがコンセプトです。
生産者と料理人の絆
今回の農園訪問を振り返り、ゆと森倶楽部のシェフ、斎藤克美氏は、「いちごの味わいだけでなく、栽培方法に込められた思いや工夫を知ることができ、料理としての表現の幅も広がりました。」と語ります。生産者の皆さんと直接顔を合わせて言葉を交わすことで、つくり手の思いが更に深まる経験になったのでしょう。
最初に生産者の木村さんは、「いちごはとても繊細な作物です。日々の温度管理が味に大きく影響します。温泉熱を活用し、一番おいしい状態で収穫できるよう心がけています。」と話し、料理人が実際に訪問してくれたことを嬉しく思っている様子でした。
今後の「ソト活」を通じて、一の坊グループは多様な生産者とのつながりを広げ、食材の背景にある物語を料理として表現し続けていくでしょう。これにより、お客様にさらなる価値を提供し、新たな食体験を創造していくのです。
実際に体験することで、温泉が育む自然の恵みと、つくり手の情熱を感じ取れる「いちごの国 ゾーナ農園」のいちごは、まさに宮城の温泉リゾートならではの味わいと言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社一の坊
- 住所
- 電話番号
-