曲げわっぱVR体験
2021-12-07 10:30:02

曲げわっぱの新たな魅力をVRで体感!大館工芸社の取り組み

大館工芸社の新サービス:曲げわっぱVR/AR体験



秋田県大館市に本拠を置く大館工芸社が、伝統工芸品「曲げわっぱ」の魅力をデジタル技術で体験できる新サービスを開始しました。このサービスは、特に最近の外出制限を受け、店舗訪問が難しい状況の中で、オンラインで製品を見たいと考える人々に向けたものです。バーチャルショールームや製品のAR/VR体験を通じて、実物のサイズ感やデザインをより身近に感じることができます。

バーチャルショールームの魅力


大館工芸社のバーチャルショールームは、スリー株式会社の技術を使用して、本社ショールームを忠実に再現しています。利用者はPC、スマートフォン、タブレットから、好きな時間にショールーム内を自由自在に移動し、360°の展示を楽しむことができます。

ユーザーは、実際に現地にいるようなリアルな体験が可能で、ショールーム内を歩き回ることで、製品の詳細を間近で確認できます。特に、ショールーム内にはバーチャルリアリティで閲覧できる製品が6点用意されており、選択肢が広がります。

バーチャルショールームはこちら

曲げわっぱの歴史と魅力


「曲げわっぱ」とは、杉などの木板を高度な技術で曲げ、桜皮で継ぎ目を縫い、底を入れて仕立て上げた器のことを指します。この技術は平安時代から存在しており、17世紀後半からは秋田県大館地域で急速に発展しました。その結果、1980年には国の伝統的工芸品に認定されています。

大館工芸社は、製材から曲げ加工、桜皮の縫い、底入れ、仕上げまでのすべての工程を自社で手掛け、26名の職人によって一つ一つ丁寧に製作されています。特に樹齢100年以上の秋田杉を使用しており、湿度調整機能に優れています。これによりご飯が冷めても美味しさを保ち、軽量で扱いやすいのが特徴です。

人気の曲げわっぱ製品


特に人気の高い製品には、小判弁当(中)があります。これは曲げわっぱ初心者にもおすすめのサイズで、初めて使用する方にぴったりです。また、おひつも人気があり、秋田杉の特性を活かしてご飯を美味しく保つ役割を果たします。年末年始のプレゼントにもおすすめです。


VR/ARの使い方


バーチャルショールームへのアクセスはとても簡単です。ページを開くと音楽やナレーションの有無を選択でき、音声アイコンをタップすることで映像の再生や移動が可能です。AR機能は、商品名付近にある360°ボタンをタップすることで表示され、スマートフォンを動かすことで曲げわっぱをリアルな背景の中に映し出すことができます。

終わりに


大館工芸社の曲げわっぱVR/AR体験を通じて、伝統工芸品の新たな魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。オンラインでの体験は、今後のショッピングスタイルを大きく変えるかもしれません。本格的な秋田の曲げわっぱをぜひこのバーチャルサービスで体感してください。

バーチャルショールームや製品詳細については、こちらのページをご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社 大館工芸社
住所
秋田県大館市釈迦内字家後29番地15
電話番号
0186-48-7700

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