PATRIZIAの新戦略
2020-08-12 10:00:02

PATRIZIA社、上原新社長のもとで日本市場での戦略的強化を計画

PATRIZIA社、日本市場での新たな戦略を発表



2020年8月、PATRIZIA AG(以下、PATRIZIA社)は、日本市場での事業を強化するため、上原武彦氏をカントリーマネージャーに就任させると発表しました。この人事は、同社が日本における事業展開を加速させるための重要な一歩です。

上原氏は、不動産業界での豊富な経験を持つパイオニアであり、これまでPATRIZIA Japanのチーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)を務め、また建造キャピタル株式会社や玄海キャピタルマネジメントでも重要な役職を歴任してきました。彼のリーダーシップのもと、PATRIZIA社は国内外の機関投資家との関係を強化し、日本資本をグローバルな不動産運用に引き込む方針です。

PATRIZIA社共同CEOのトーマス・ヴェルス氏は、「日本市場における上原氏の任命は、より一層成長が期待される市場において、重要な意味を持つ」と述べ、彼のリーダーシップが市場における投資機会の拡充につながると期待を寄せています。また、PATRIZIAは、外国クライアントに対しても日本における魅力的な投資案件を提供していく計画です。

この人事に合わせて、PATRIZIA Japanは、建造キャピタルが手がけてきた日本でのすべての不動産投資や資産運用、ファンドマネジメントを一元化し、PATRIZIAブランドとして継承します。これは、2019年に設立されたPATRIZIA Japanの背景にあたります。

アジア市場においても過去数年間で30億ユーロ以上の資金を調達してきたPATRIZIA社は、日本、韓国、香港、オーストラリア、アメリカ、そしてヨーロッパに24拠点を持っています。また、顧客である機関投資家の半数以上が、PATRIZIA社が展開する多様な商品に投資していることからも、同社の信頼性の高さが伺えます。

上原氏は、日本市場の投資ポートフォリオを多様化する機会を提供しつつ、欧州全域をカバーする確立された組織としての強みを活かし、日本法人を通じて安定したリターンを追求する姿勢を示しています。これにより、日本の機関投資家は、危機回避のための選択肢を広げることができます。

上原武彦氏の経歴



上原氏の経歴は華々しく、2019年にPATRIZIA JapanのCIOに就任し、その後、建造キャピタルの役職を経て逆転の立場でPATRIZIAを率いることとなりました。彼は、国内不動産業界での道を切り開く存在であり、資産クラスやリスクプロファイルの多様性を追求し、国内外市場での競争力を強化しています。

PATRIZIA社の概要



PATRIZIA社は、36年以上にわたり機関投資家や個人投資家に、不動産及びインフラへの投資機会を提供してきました。現在、800人以上の従業員が24拠点にて活動し、450億ユーロを超える資産を運用しています。また、同社は社会貢献にも取り組み、PATRIZIA Children Foundationを通じて、20年以上にわたり22万人以上の子供を支援しています。

詳細については、公式ウェブサイトwww.patrizia.agをご覧ください。

会社情報

会社名
PATRIZIA AG
住所
Fuggerstrasse 26, 86150 Augsburg
電話番号

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