シニア層の防犯意識
2026-01-14 13:09:01

シニア層の特殊詐欺に対する意識調査結果が示した新たな防犯ニーズ

シニア層の特殊詐欺に対する意識調査



コスモヘルス株式会社が運営するシニア専門のマーケティング平台、コスモラボが58歳以上のシニアを対象に行った意識調査が注目を集めています。この調査は、特殊詐欺に関する「認知」「不安」「被害・未遂経験」「現在の対策」「今後求めるサービス」などを調査し、シニア層の現状の防犯ニーズを明らかにしました。

調査の概要


この調査は、367名の有効回答を得て実施され、特に「未遂経験」が25.3%、「被害経験」が9.8%という結果が示され、特殊詐欺がシニアの日常生活において身近なリスクであることを示唆しています。全体の64.9%が「経験がない」と回答しているものの、特定の不安は広がっている様子が伺えました。

認知度と不安の二重構造


調査結果からは、特殊詐欺の手口、特に「オレオレ詐欺」や「なりすまし詐欺」の認知度は非常に高いことがわかりました。具体的には、オレオレ詐欺は80.9%の人が認知しており、なりすまし詐欺も68.1%の高い認知度を示しています。しかし、新しい手法として「金融商品詐欺」や「詐欺ショッピングサイト」への認知度は相対的に低いため、さらなる注意喚起が必要とされています。

また、調査対象者の約75%は何らかの不安を感じており、その原因として受け取った不審な連絡や公的機関を装った詐欺が挙げられています。これは、特殊詐欺が日常生活の中で大きな警戒要因であることを示しています。

現在の対策と期待される機能


現在のシニア層の防犯対策としては、「留守番電話・録音機能の活用」が52.6%と最も多く、詐欺に関する情報収集も42.0%と続きます。目前の対策には一定の満足感があるものの、77.4%が「詐欺電話を自動でブロックしてくれる機能」への期待を示しており、新たなテクノロジーを活用した防犯環境の構築が求められています。

具体的な課題と今後の展望


調査結果から浮かび上がった課題として、伝統的な手口の高い認知度と、新たな形態の詐欺に対する低い警戒感が挙げられます。このため、シニア層に対する情報提供は今後ますます重要となってくるでしょう。例えば、デジタル環境を前提とした詐欺手法についての具体的な情報提供が、今後の防犯活動の鍵となることが期待されます。

また、通信機器やサービスの設定を通じて、家族や地域との情報共有を活性化することが、孤立したシニア層への有効な対策として重要と考えられます。機械的な対策と人間的なつながりが両立する社会が実現されることが、この問題を解決するために必要不可欠です。

まとめ


この調査から、シニア層が特殊詐欺に対し高い不安を感じつつも、一定の知識や対策を持っていることがわかりました。また、未来に求める対策として、技術の進展と共により安心できるサービスや機能が期待されていることも重要です。これからの特殊詐欺対策は、生活者の実情に即した多層的な防犯環境の構築が鍵となるでしょう。

コスモラボでは、今後もシニア層に関するさまざまな調査レポートを公開し、社会に必要な情報を発信していきます。


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