若者に向けた新たなえびせんべいの展開
愛知県碧南市に本社を構えるスギ製菓株式会社が、新ブランド「SEA HAPPY」を立ち上げ、ポップアップショップを展開することが発表されました。この取り組みは、2025年4月26日から始まります。スギ製菓は、伝統のえびせんべいを再定義し、若い世代のハートをキャッチすることを目指しています。
伝統を守りつつ新しいアプローチ
スギ製菓は今までにも「たこせんべい」などの定番商品で多くの支持を受けてきました。しかし、えびせんべいの主な消費層は高齢者となりつつあり、その未来を危惧した同社は新しい形でのアプローチを決断しました。「SEA HAPPY」というブランド名には、えびせんべいをもっと「楽しい」と感じてもらいたいという思いが込められています。
ポップアップ出店でつながる新たな市場
2025年8月20日(水)からスタートするポップアップストアは、愛知県の「ららぽーと愛知東郷」を皮切りに、三重県や大阪府にも展開されます。駅構内やショッピングモールといった忙しい人々が集まる場所を選ぶことで、出店の狙いは明確です。若者にとって気軽に立ち寄れる場所で、えびせんべいの存在を知ってもらう機会を創出することが狙いです。
インスタ映えと宅飲みに最適な商品設計
「SEA HAPPY」では、えび、いか、たこ、あなご、いわしの5つの素材を用いた“姿焼き”のえびせんべいがラインアップされています。特にパッケージデザインには力を入れ、SNSでのシェアを促進するために、若者が魅力を感じるようなカラフルで楽しいデザインが採用されています。
商品ラインナップ
例えば、えびの「えびパリッ!しお」に540円(税込)、いかの「いかパリッ!甘辛しょう油」も540円(税込)で、手軽に楽しめる価格設定です。パッケージは袋タイプと箱タイプがあり、日常のおやつや宅飲みのおつまみにもぴったりです。
えびせんべいの未来を創る
このように、「SEA HAPPY」はただの新商品ではなく、日本の食文化を次世代に引き継ぐための新しい提案なのです。伝統の美味しさを大切にしつつ、若者との新たな接点を 生み出していく。同時に、えびせんべいの地位を確立し、もっと多くの人々にその魅力を伝えていくことを目指しています。
ポップアップストアにお立ち寄りの際は、ぜひ「SEA HAPPY」の新しいえびせんべいを体験してください。あなたの来店を心よりお待ちしております。
詳しい出店情報は、公式サイトやSNSで随時更新されるので、チェックしてみてください。
ご紹介
会社概要
- - 会社名:スギ製菓株式会社
- - 所在地:愛知県碧南市大浜上町3丁目85番地1
- - 設立:1982年9月
- - 資本金:2000万円
- - 代表取締役社長:杉浦 敏夫
- - 公式サイト:スギ製菓
事業内容
- - 菓子の製造・販売(海鮮せんべい、チョコレート菓子等)
- - 地域密着型直売店「えびせん家族」の展開