新型アシストスーツ『TASK AR Xシリーズ』のご紹介
株式会社ダイドーは、電源が不要で手軽に使えるアシストスーツ「TASK AR」を改良し、新たに「TASK AR Xシリーズ」を開発しました。この新しいモデルは、2025年7月30日より出荷が開始されます。特に、株式会社ダイドーはJR東海との共同開発により、現場の声を反映したスタンダードモデル「TASK AR X JRC」と、前腕のアシストに対応するパワーモデル「TASK AR X WJ」の2種を用意しました。
開発背景
労働現場における負担は年々深刻化しています。特に、高所作業や重量物を扱う作業においては、腕を上げ続けることによる身体的な負担が大きな課題とされています。このため、ダイドーは、「TASK AR」シリーズを通じて、この問題を解決するための取り組みを続けてきましたが、さらに現場のニーズに応えるために新型モデルを開発しました。
新モデルの特長
新型「TASK AR Xシリーズ」では、以下のような主な特長が強化されています:
1.
アシスト力のON/OFFスイッチ機能:作業中はアシストをON、不要なときはOFFにすることが可能です。
2.
作業用ベルトへの直接装着:従来の装着方法を改善し、作業用ベルトに直接装着できるモデルを導入しました。
3.
安全設計:全体的に丸みを帯びたデザインで、周辺設備との接触リスクを低減し、安全性を向上させています。
製品ラインナップ
1. タスクモデル『TASK AR X JRC』
このモデルは、JR東海との共同開発によるもので、具体的なニーズに基づいています。高所での作業を強力にサポートし、作業者の負担軽減と安全性の向上を図ります。
- - 本体重量: 2.2kg
- - アシスト力: 上腕4kgf
- - 動力: ガススプリング
- - アシスト可能範囲: 腕角度30°~135°
2. パワーモデル『TASK AR X WJ』
こちらのモデルは、上腕だけでなく前腕のアシストにも対応しており、特に工具を高い位置で扱う場合に重宝されるでしょう。
- - 本体重量: 2.8kg
- - アシスト力: 上腕7kgf、前腕5kgf
- - 動力: ガススプリング
- - アシスト可能範囲: 腕角度30°~135°
発売記念イベント
新型「TASK AR Xシリーズ」は、2025年7月23日に東京ビッグサイトで開催される「第12回 労働安全衛生展」にて先行体験会が行われます。来場者は、実際に製品を体験し、その効果を実感することができます。イベントの詳細は次の通りです:
- - 日程: 2025年7月23日(水)~25日(金)
- - 場所: 東京ビッグサイト 東展示棟
- - ブース番号: リアル体感フィールド
会社概要
- - 会社名: 株式会社ダイドー
- - 代表者: 代表取締役社長 追田 尚幸
- - 所在地: 大阪府河内長野市上原町250-2
- - 設立: 1951年2月16日
新しく提供されるアシストスーツは、労働現場における作業効率の向上と安全性の確保に貢献することでしょう。手軽に利用できるこの技術革新を是非ご体感ください。