ULTRA REDとマクニカ提携
2022-12-21 15:18:08
ULTRA REDとマクニカが新たなパートナーシップを締結しサイバーセキュリティの未来を切り開く
ULTRA REDとマクニカの新たな提携
最近、ULTRA RED Ltd.と株式会社マクニカの間に新しいパートナーシップが結ばれました。この提携は、サイバーセキュリティの分野における重要な一歩であり、特に市場初の完全自動化されたCTEM(継続的な脅威エクスポージャ管理)プログラムの導入に向けたものです。ULTRA REDは、イスラエル・テルアビブに本社を構え、最新のサイバーセキュリティソリューションを提供する企業です。
CTEMプログラムとは
CTEMは、企業や組織が直面するセキュリティ上の脅威に対して、より迅速かつ効率的に管理を行うためのアプローチです。Gartnerのレポートによると、従来の脅威管理手法は、デジタルの進化に追いつけなくなっているとのことです。これに対しCTEMは、脅威サーフェスを定期的に見直し、優先順位をつけることで、実務的かつ効果的な方法を提供します。
ULTRA RED CEOエラン・シャタウバーの言葉
この提携に際し、ULTRA REDのCEOであるエラン・シャタウバー氏は、マクニカとの連携に期待を寄せています。彼は、ウルトラレッドがセキュリティチームに対し、脆弱性や設定ミス、その他の深刻なセキュリティ問題を簡単に検証できる手段を提供すると語っています。具体的には、数回のクリックで問題点を確認できるという画期的な仕組みです。この新たな提携がもたらす多くの可能性に期待が高まります。
ULTRA RED JAPAN社長ドロン・レビットのコメント
さらに、ULTRA RED JAPANの社長であるドロン・レビット氏も、マクニカとの提携を喜んでいます。彼は、ウルトラレッドの技術を活かし、複数の市場に拡大する計画を示しています。これにより、マクニカはCTEMプログラムを日々管理し、その利点を最大限に活用できることでしょう。
ULTRA REDの技術
ULTRA REDは、特に軍事レベルのセキュリティソリューションを提供しており、イスラエル軍8200部隊のエンジニアたちが開発した技術を基にしています。彼らの経験をもとに、攻撃シミュレーションと脆弱性管理を統合した非常に効果的なプラットフォームを実現しています。
1. 攻撃者視点によるリスク検知
攻撃者の視点でシステムを評価し、どのポイントが狙われる可能性が高いかを明確にします。これにより、優先して対処すべき点を事前に把握することが可能です。
2. リアルリスクに基づいた優先度付け
脆弱性を1から5のスコアで評価し、対応の優先順位を明示します。これにより、リスクに応じた効率的な対策が可能となります。
3. 多様な情報を統合したプラットフォーム
CTEMに加え、他の技術を組み合わせることで、より効果的なセキュリティ管理が行えます。これにより、リアルタイムで変化する脅威に対し、迅速かつ的確な対策が求められる現代において強力な武器となるでしょう。
結論
ULTRA REDとマクニカの提携は、サイバーセキュリティ業界における新たな可能性への第一歩です。両社の技術が融合することで、企業や組織はより安全な環境を手に入れることが期待されます。今後の展開に注目していきたいと思います。
会社情報
- 会社名
-
ULTRA RED Ltd.
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-6-2新丸の内センタービルディング 20階
- 電話番号
-
03-6634-7836