高齢者のフレイル予防に!「母へ贈る健康習慣スープ」がMAKUAKEで先行販売開始
「フレイル」とは、加齢によって身体機能や心身の活力が低下し、要介護状態になりやすくなる状態です。近年、高齢化社会が進む日本では、フレイル予防が重要な課題となっています。
株式会社グラノ24K(福岡県遠賀郡岡垣町)は、食を通じてフレイル予防に貢献するため、7月18日よりMAKUAKEにて「健康習慣スープ」の先行予約販売を開始しました。
「母へ贈る健康習慣スープ」が目指すもの
「健康習慣スープ」は、フレイル予防に推奨される10種類の食品群(「さ(魚)・あ(脂)・に(肉)・ぎ(牛乳)・や(野菜)・か(海藻)・い(いも)・た(たまご)・だ(大豆・大豆製品)・く(果物)」)をバランス良く摂取できるよう、管理栄養士が監修した冷凍スープシリーズです。
「健康習慣スープ」は、以下の3つの側面からフレイル予防をサポートします。
1.
からだ(身体的)のフレイル予防
不足しがちな栄養素を手軽に摂取できるよう、1食あたりタンパク質を10g以上含む商品をラインナップしています。また、塩分や鉄分、カルシウムなど、特定の栄養素に配慮した商品も展開しています。
2.
こころ(心理的・認知的)のフレイル予防
食事への意欲が低下している方に向けて、外食で食べた思い出の味を再現したり、脳トレやストレッチなどの提案をリーフレットに掲載することで、食への意欲や認知機能の維持をサポートします。
3.
つながり(社会性)のフレイル予防
地元農家さんの規格外野菜や近隣漁師さんの未活用魚など、地域貢献につながる食材を使用しています。商品に同梱するリーフレットには、食材の産地や生産者の情報などを掲載することで、社会とのつながりを感じられるように工夫されています。
商品ラインナップ
「健康習慣スープ」には、以下の3種類のスープがラインナップされています。
もち麦入り参鶏湯風スープ: 九州鶏、もち麦、こんにゃく米などを使用した、タンパク質豊富なスープです。
和漢膳カレースープ: 野の葡萄オリジナルの薬膳カレーに、あごだしを加えた優しい味わいのスープです。ブロッコリーやレンコンなど、噛み応えのある具材も特徴です。
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17種類の野菜のミネストローネ: 100g中の塩分が0.2gと、塩分控えめなミネストローネです。17種類の国産野菜を使用しており、トマトは地元岡垣町の太田さんの規格外トマトを使用しています。
開発のきっかけは「母」の食への関心の低下
開発担当の吉田雅子さんは、自身の母親の食への関心の低下を目の当たりにしたことが開発のきっかけだったと語っています。
「母は持病があり、体力も低下しがちでした。ある時期から食欲がなくなり、食事を摂らなくなってしまい、みるみるやせていきました。栄養価が高く、高齢者が食べやすいものを探していましたが、なかなか見つかりませんでした。そこで、美味しく楽しく食べられるフレイル予防食スープを開発しました。」
地域貢献と健康長寿社会の実現へ
株式会社グラノ24Kは、これまで地産地消や地域全体の6次化を軸としたレストラン・ブライダル事業を展開してきました。その取り組みは、経済産業省の農商工連携88選や環境省のローカルSDGsの先進的取り組み事例として高く評価されています。
「健康習慣スープ」は、地域貢献と健康長寿社会の実現に向けた新たな取り組みです。今後は、味のバリエーションを増やすとともに、「乳酸菌」に特化した商品開発なども行い、より多くの人にフレイル予防に取り組めるような商品を提供していく予定です。
株式会社グラノ24Kについて
株式会社グラノ24Kは、福岡県遠賀郡岡垣町に本社を置く企業です。1995年2月1日に設立され、旅館、レストラン、ウエディング、ギフト、パン、菓子製造販売、ハムソーセージ製造販売、惣菜製造販売など、幅広い事業を展開しています。