SSD-assistanceが進化
セイ・テクノロジーズ株式会社が展開するサーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance」がアップデートされ、FortiGateの最新バージョンであるFortiOS 7.4及び仮想ドメイン(VDOM)に対応しました。この改訂は2025年3月17日から利用可能となり、エンジニアたちの手間を大幅に軽減することが期待されています。
バージョンアップの詳細
FortiOS 7.4への対応
これまでのバージョンはFortiOS 7.2までの対応でしたが、最新のアップデートによりFortiOS 7.4にも対応します。この変更により、より多様な環境での設定仕様書が自動的に生成できるようになります。特にFortiGateを使用するシステムにおいて、効率的な運用が可能になるため、これまでの作業の柔軟性が大幅に向上します。
VDOM環境での自動生成
新たに対応するVDOM(仮想ドメイン)機能により、1台のFortiGateを使って異なるネットワークポリシーを簡単に適用できるようになりました。VDOMは特に企業環境での管理効率を向上させ、コスト削減に寄与しています。このバージョンアップにより、「SSD-assistance」はVDOM環境に特化した設定仕様書も生成可能となり、企業の運用を支援します。
設定仕様書の拡充内容
- - VDOMを使用しない構成の場合: 1つの「FortiGate 設定仕様書」が生成されます。
- - VDOMを使用する構成の場合: 1つの「FortiGate Global 設定仕様書」と、VDOMの数に応じた「FortiGate VDOM 設定仕様書」が生成される仕組みです。
出力項目の充実
新しい「FortiGate 設定仕様書」には以下の項目が含まれます:
- 管理者情報やファームウェアバージョンなど
- インターフェース、VLAN設定、SSL-VPNトンネル情報
- ファイアウォールポリシーやIPプールの設定
- アンチウイルスやWebフィルタの設定
これにより、余計な手作業が必要なくなり、エンジニアが作成するドキュメントの品質が向上すると同時に、プロジェクトの透明性も高まります。
生産性向上への貢献
「SSD-assistance」は、全エンジニアがアクセス可能な形で提供されるため、案件や担当者によって異なる管理フォーマットを統一できます。その結果、設定仕様書の整合性が保たれ、納品ドキュメントのクオリティ向上にもつながります。これによりエンジニアの生産性向上が実現し、業務改善の一助となります。
便利な利用方法
この自動生成サービスは、シンプルな3ステップで、最短10分という短時間で利用が開始できます。サーバーやPCへのインストールが不要で、事前の準備も必要ありません。今すぐにでも導入可能な手軽さが、多忙なエンジニアにとって大きな魅力です。
実際に「SSD-assistance」を試してみるためには、無料トライアルの申し込みが可能です。興味がある方は、セイ・テクノロジーズの公式ウェブサイトから詳細を確認してみてください。
会社情報
セイ・テクノロジーズ株式会社は、運用管理に関わる様々なソリューションを提供している企業です。サーバー設計から運用の効率化まで一貫して支援しており、特にエンジニアの現場を考えたサービス展開に力を入れています。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ
本リリースに関するお問い合わせは、セイ・テクノロジーズ株式会社のセールス・マーケティング部までご連絡ください。
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