2025年3月22日、私たちat FOREST株式会社が主催するワークショップ「Earth & Soil ネイチャーウォーク」が、大阪府能勢町に位置する循環葬の森で行われます。このイベントでは、土壌学の専門家である神戸大学の鈴木武志博士と共に、能勢妙見山の自然を巡りながら、土壌や森の中で繰り広げられる生命の循環について深く学びます。
このワークショップの背景には、今日の地球環境問題、特に地球温暖化や水質浄化の重要性があることを認識した活動があります。土壌の保護は、私たちが未来に責任を持つための大きな課題の一つとされています。at FORESTの循環葬「RETURN TO NATURE」は、故人のご遺骨を自然に還すためには、必ず土の存在が重要であると考えています。埋葬地は慎重に選定され、専門的な調査を経て自然の一部として位置づけられます。
私たちの循環葬の森は、ただの墓地ではなく、生命と死が繰り返される場所です。樹木や動物たちが織り成す自然のリズムの中で、土が果たす役割を理解することで、豊かな自然を後世に残すために何ができるのか、一緒に考えていきたいと考えています。
申込者は15名までとし、参加費は1000円です。参加者は歩きやすい靴と動きやすい服装での参加をお願いしています。このワークショップでは、鈴木博士の豊富な知識をもとに、実際に足を運んで自然と触れ合いながら学ぶことができます。
鈴木武志博士は、神戸大学の助教として土壌学や肥料学の研究に従事してきました。博士は、廃棄物から土壌や肥料を開発する研究を行い、環境問題に対する意識を高める活動をされています。参加者にとって、鈴木博士から直接指導を受ける貴重な機会です。
さらに、循環葬「RETURN TO NATURE」は、墓域としての概念を超え、「森と共に生き、森に還る」ことを理念に設計されています。このサービスは、亡くなった方のご遺骨を自然の中に埋葬し、墓標や記念碑を残さない新たな形の葬送方法です。能勢妙見山に存在するブナ林から再生される森を拠点とし、訪れる人々に自然の大切さを伝える場を提供しています。
私たちは、自然資本の保全や無縁墓の抑制を目指し、日本各地の放置森林の問題にも取り組んでいます。人口の減少が進む中、管理が行き届かない墓地が増える中で、墓標ではなく次世代に豊かな森を残すことが、今の私たちに求められています。循環葬は、その一助となることでしょう。
また、at FOREST株式会社は自然と人の関わりを見直し、持続可能な未来を築く仲間を常に募集中です。私たちの活動に興味を持たれる方は、ぜひご連絡ください。公式サイトもご覧いただければ、より多くの情報が得られるでしょう。自然との共生を考える貴重な機会に、ぜひご参加ください。