高槻市手話講座
2024-06-27 21:36:09

手話を通して理解を深める!高槻市で聴覚障がい者と学ぶ手話講座を開催

手話への理解を深める!高槻市で聴覚障がい者と学ぶ手話講座開催



高槻市立今城塚公民館では、聴覚障がい者の方々を講師に迎え、手話講座を開催しました。この講座は、手話への理解を深め、聴覚障がい者の方々とより良いコミュニケーションを築くことを目的としています。

講座では、障がい福祉課職員と手話のネイティブともいえる聴覚障がい者の方々が講師となり、約40人の参加者に手話を指導しました。参加者は、普段手話を用いている聴覚障がい者の表現豊かでスピード感溢れる手話を学べる貴重な時間を過ごしました。

高槻市では、令和2年4月に手話言語条例を制定しました。この条例では、「手話は言語」であることを市民みんなが理解し、地域が一体となって手話を使いやすい環境づくりを目指しています。聴覚障がい者の方々が手話でコミュニケーションする権利を保障するため、手話通訳派遣やオンライン手話通訳などの取り組みも実施しています。

今城塚公民館では、参加者に気軽に手話に触れて興味を持ってもらうことで、誰もが住みやすい街づくりにつながると考えています。そのため、これまでにも手話を学ぶ講座を開催してきました。今回の講座は、公民館統一講座「公民館で知る市政」として、手話をテーマに聴覚障がい者の方々を講師に迎えて開催されました。

聴覚障がい者の方々が使用する手話は、自分自身の感情が手をはじめとした体全体の動きにダイナミックに表現されています。受講者は、意味だけでなく感情も乗せて伝わる手話を学ぶことができます。

当日は、障がい福祉課職員から手話言語条例の理念について説明がありました。手話は日本語と対等な独立した言語であり、聴覚障がい者は手話でコミュニケーションする権利があることを学びました。

その後、各グループに分かれ、講師役の聴覚障がい者の方から、日常生活で使える挨拶、指文字、数字の手話などを学びました。また、表情と口の大きな動きが聴覚障がい者とのコミュニケーションに重要であることも学びました。

受講者からは、「聴覚障がい者の方の手話を学べる貴重な機会でした。これからも手話を学んでいきたいです」という感想が聞かれました。

今後も高槻市では、手話講座などを通して、聴覚障がい者の方々との理解を深め、誰もが住みやすい街づくりを目指していきます。


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