久留米工業大学の魅力を知る!
12月16日、福岡県久留米市に位置する久留米工業大学の上津校区まちづくり振興会によるキャンパスツアーが開催されました。このツアーには、生涯学習に熱心な70代から90代の住民16名が参加し、地域と大学のつながりを深める貴重な機会となりました。
大学の魅力を再発見
大学訪問者の多くが実際に大学に足を運ぶのは初めてということもあって、ツアーに参加した住民の皆さんは、「敷居が高いイメージがあったけれども、こんなに近くに素晴らしい施設があったとは」と驚きを隠せない様子でした。「大学の図書館が利用可能ならぜひ行ってみたい」との声もあり、久留米工業大学の魅力に興味を持った方々が多くいらっしゃいました。
眺望と共に地域を学ぶ
特に印象的だったのは、大学のシンボルでもある100号館の最上階、会議室からの素晴らしい眺望です。約40メートルの高さからは久留米市内が一望でき、参加者たちは新しい視点からの風景に感激していました。「普段は見ることができない景色を楽しむことができて、気持ちが晴れた」との感想も寄せられました。
災害への備えを学ぶ
また、100号館は免震構造を採用しており、災害時には避難場所としても機能します。地域の方々には、この大学が単なる教育の場ではなく、地域を支える大切な存在であることを知っていただく機会となりました。
自然エネルギーと環境への配慮
訪問者たちは、3階にある展望デッキで太陽光パネルの設置状況を見学しました。これにより、大学が環境に配慮した取り組みをしていることにも関心が集まりました。地域の人々にとって、無関心だった場所が新たに輝きを放つ瞬間に出会えたのです。
一緒に楽しむ食堂体験
ツアーの最後には、参加者全員で学内の食堂を利用しました。日替わりランチや日替え丼が500円以内で提供されており、特に油淋鶏が人気で、参加者たちは美味しさに顔をほころばせていました。食堂は一般の方も利用できるため、地域の皆さんにとって新たな食の選択肢となるでしょう。
さらなる交流の促進を願って
約1時間半のキャンパスツアーは、参加者たちにとって新しい発見がありました。久留米工業大学は「地域と共生する大学」を掲げ、地域密着型の取り組みを進めています。今後もこのような機会を通じて、地域との交流を深めることを目指しています。
今後、大学の見学を希望する方は、各担当課にお問い合わせください。特に中学生や高校生向けの体験授業や施設見学会も充実しており、学生たちにも積極的に参加してもらいたいところです。
久留米工業大学が持つ地域にとっての価値を再確認したこのキャンパスツアー。地域の魅力を伝えるきっかけとして、今後の展開に期待が寄せられます。