日揮、長崎に新拠点
2024-07-12 12:57:29
日揮、長崎県に新設エンジニアリング拠点設立へ!脱炭素化に向けた設計技術を強化
日揮、長崎県にエンジニアリング拠点設立へ!脱炭素化に向けた設計技術強化
日揮ホールディングス株式会社は、国内EPC事業会社である日揮株式会社が、長崎県にエンジニアリング拠点の新設を計画していることを発表しました。2024年11月の開設を目指し、脱炭素化に向けた設計技術を強化することで、国内における低・脱炭素分野、資源循環分野の案件増加に対応します。
近年、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、低・脱炭素分野や資源循環分野の設備投資が活発化しています。しかし、これらのプラントや設備は、既存の設備や遊休設備を改造・転用して設置されるケースが多く、設計リソースの確保に加え、高度な設計技術が求められます。
日揮は、2009年に岩手県盛岡市に株式会社プラントエンジニアリング盛岡を設立し、本社設計業務の補完を行ってきました。今回の長崎県へのエンジニアリング拠点新設は、国内における案件増加に対応するための更なる取り組みです。
長崎県は、歴史的にモノづくりが盛んな地域であり、鉄鋼・造船などの重工業が発展してきました。日揮は、これらの産業分野で培われた設計ノウハウや人材を活用することで、低・脱炭素分野や資源循環分野を含むエンジニアリング業務を効率的に進めることができると考えています。
新設されるエンジニアリング拠点では、国内における各種プラント・施設の設計・調達事業を行う予定です。5年間で8名の雇用を計画しており、地域経済の活性化にも貢献していく考えです。
日揮は、長崎県へのエンジニアリング拠点設置を通じて、地域産業の発展と脱・低炭素社会の実現に貢献していくことを目指しています。