能登地震支援、半年経過
2024-06-28 16:56:13

令和6年能登半島地震から半年、ワールド・ビジョン・ジャパンが3,813人に支援を届ける

令和6年能登半島地震から半年、ワールド・ビジョン・ジャパンが3,813人に支援を届ける



2024年1月7日に発生した令和6年能登半島地震から、半年が経過しました。ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、被災された皆さまが一日も早く安心安全な日常を取り戻せるよう、地震発生直後から、石川県にスタッフを派遣し、関係機関や団体と連携しながら支援活動を行ってきました。

金沢市、七尾市、輪島市を中心に、子ども支援を中心とした活動を行い、皆さまから寄せられた寄付により、6月26日までに、子ども1,621名を含む3,813名に、日常を取り戻すための支援をお届けしました。

# 初期支援から教育再開支援、仮設住宅への物資支援まで



WVJは、地震発生直後から被災地の状況把握とニーズ調査を実施し、迅速な支援を行いました。

初期支援では、輪島市門前地区の避難所への支援として、日用品や食料を360名に提供しました。また、輪島市教育委員会を通して、子どもの衣類や文房具を120名に配布しました。

教育再開支援では、七尾市内の放課後児童クラブ6カ所、七尾市内の幼稚園・保育園・こども園9カ所、輪島市内の小中学校、輪島市内の保育園2カ所、子どもたちの居場所や医療施設2カ所など、計1,139名の子どもたちへの支援を行いました。

仮設住宅への物資支援では、輪島市内に建設された仮設住宅12カ所(503戸、1,060名)に寝具セットを支援し、子ども68名には文房具などをプレゼントしました。

# 子どもたちの心のケアと居場所づくりにも力を入れています



WVJは、子どもたちの心のケアにも力を入れており、居場所支援として、金沢市内の避難所1カ所で子どもの居場所の立ち上げをサポートしました。また、七尾市と輪島市の学校や避難所など4カ所で、子ども向けイベント「わくわくデー」を開催し、1,109名の子どもたちが参加しました。

さらに、七尾市と河北郡内灘町の2カ所で、PFA(心理的応急処置)研修の間に子どもの預かり支援を実施しました。輪島市内の小学校1カ所では、子どもたちが自由に過ごせる遊び場を運営し、17回にわたって52名の子どもたちが利用しました。

# 支援者の皆さまからの温かい励ましとご支援に感謝



WVJは、世界の子どもたちのために活動する国際NGOです。能登半島地震の緊急支援活動には、日頃から世界の子どもたちを支援しているWVJのご支援者の方々から、様々な形で応援をいただきました。

チャイルド・スポンサーとして、また募金を通して世界の子どもたちをご支援くださっている方々から、激励のお言葉をいただいたり、活動内容をSNSで紹介していただいたりしました。

また、能登半島地震の緊急支援活動を通して初めてWVJを知り、ご支援くださった方もたくさんいらっしゃいます。皆さまのご支援に心より感謝いたします。

# 被災された皆さまと寄り添い、復興を支援



WVJは、今後も被災された皆さまと寄り添い、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化していく中で、必要とされる支援を提供してまいります。

ワールド・ビジョン・ジャパンについて



ワールド・ビジョン・ジャパンは、キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害など、困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGOです。国連経済社会理事会に公認・登録されたワールド・ビジョンの日本事務所です。

詳細はこちら:https://www.worldvision.jp


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

トピックス(地域)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。