篠栗町の未来をつなぐ「篠栗の森を未来につなぐプロジェクト」
福岡県篠栗町(町長:三浦 正)は、この度、「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクと登山情報アプリ「YAMAP」と協力し、「篠栗の森を未来につなぐプロジェクト」を始めました。本プロジェクトでは、自然や環境の保全を目指し、ガバメントクラウドファンディング(GCF®)を通じて、寄附金を募ります。募集期間は9月1日から11月30日までの90日間で、目標金額は100万円です。寄附者には、ふるさと納税の返礼品も用意されています。
篠栗町の歴史と魅力
篠栗町は約1200年前、弘法大師空海がこの地域を訪れた伝説が語られる特別な場所です。江戸時代末期、疫病から人々を救うために慈忍師が開設した四国八十八ヶ所の写し霊場は、今なお篠栗町の重要な文化資源となっています。そして、篠栗の自然も特筆すべき点で、2009年には「森林セラピー基地」に認定されました。森林セラピーは、心身の健康促進を目的とし、五感を使って自然を楽しむ療法です。都心からのアクセスも良好で、多くの観光客が訪れています。
クラウドファンディングによる支援の重要性
篠栗町では、地域の森林環境を維持するための取り組みが続けられています。しかし、高齢化に伴う森林管理の課題や有害鳥獣被害が増え、コストも上昇しています。そこで、皆様の寄附を通じて、自然環境の保全とともに、子どもたちに山の楽しさを伝える活動を進める必要があります。クラウドファンディングを通じて、地域の資源を未来に繋げる活動へとより多くの支援をお願いしたいと考えています。
寄附金の具体的な使途
1.
『若杉山の大スギ』の保護活動:福岡県指定文化財となった巨木を守るための整備を行います。
2.
森林セラピーの活動支援:心と身体を癒す環境を整え、訪れる人々に安らぎを提供します。道路の補修や休憩スペースの整備も視野に入れています。
3.
お遍路文化の継承:190年の伝統を伝え、お遍路道の維持・整備を行うことで、地域の誇りを守ります。
篠栗町長からのメッセージ
篠栗町は、九州やアジアの重要な交通の要所に位置し、交通の便も優れています。町の外では森林の美しさやお遍路文化が注目を集め、国内外から訪れる参拝者も多くいます。私の人生と篠栗町のつながりを思い出すと、自然の中での体験がさまざまな意味でのサポートを与えてくれることを実感します。これまでの歩みと今後の発展を目指し、町の環境や文化の保全に努めてまいります。皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。
篠栗の森を未来に繋げるこのプロジェクトに、是非ご協力をお願いいたします。