ゼブラ企業が骨太方針に
2024-07-05 15:15:05

政府が「ゼブラ企業」推進を骨太方針に明記!社会課題解決型企業が新たな成長モデルに

政府が「ゼブラ企業」推進を骨太方針に明記!社会課題解決型企業が新たな成長モデルに



2024年6月21日に発表された「経済財政運営と改革の基本方針2024(骨太の方針)」および「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024」において、政府は「ゼブラ企業を推進する」という方針を、昨年2023年度に引き続き今年度も明記しました。

ゼブラ企業とは、従来の株主至上主義ではなく、従業員、顧客、地域社会など、ステークホルダー全体との長期的な関係を重視する企業です。米国の女性起業家4人によって2017年に提唱された概念で、社会課題の解決と企業の持続可能な成長を両立させることを目指しています。

今回の政府の方針では、ゼブラ企業を「地域の社会課題解決の担い手」として位置づけ、中小企業庁との実証事業を活用した創出を促進していくことが明記されました。具体的には、インパクト投資の拡大、地域課題解決エコシステムの構築、官民連携の促進など、様々な取り組みが計画されています。

ゼブラ企業が注目される背景



ゼブラ企業が注目される背景には、現在の社会が抱える様々な課題があります。格差の拡大、気候変動問題、持続可能性への懸念など、従来の資本主義では解決が難しい課題も多く存在します。

ゼブラ企業は、社会課題の解決に積極的に取り組むことで、長期的な安定成長を目指します。そのため、企業価値を従来の財務指標だけでなく、社会への貢献度や環境への配慮なども含めて評価する新しい考え方を取り入れています。

ゼブラ企業を推進する株式会社Zebras and Company



株式会社Zebras and Company(以下、Z&C)は、2019年から日本におけるゼブラ企業の推進に取り組んできました。Z&Cは、ゼブラ企業の経営に必要な多様なファイナンス手法や事業開発/成長方法の研究・開発を行い、実践者を増やすための活動を行っています。

Z&Cは、政府の方針を受け、今後も積極的にゼブラ企業の創出・推進に取り組んでいくとしています。具体的には、以下の活動を推進していく予定です。

ゼブラ企業向けの投資・経営支援
行政や金融機関との連携
ゼブラ企業に関するリサーチと情報発信
ゼブラ経営の体系化

ゼブラ企業は新たなビジネスモデルの可能性を広げる



政府が「ゼブラ企業」を推進することで、社会課題の解決と経済成長の両立を目指しています。ゼブラ企業は、新たなビジネスモデルとして、今後ますます注目されていくことが予想されます。

Z&Cは、ゼブラ企業の創出・推進を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。



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