ワークスタイル変革を支援する!全国ワークスタイル変革大賞2024支援部門 最終選考会レポート
2024年12月4日(水)、オンラインにて「全国ワークスタイル変革大賞2024 支援部門 最終選考会」が開催されました。
本イベントは、ワークスタイル変革支援に取り組む企業や団体が、その成果と事例を発表し、各地域や企業が抱える課題解決に向けた多様な支援事例を共有することを目的としています。
近年、ワークスタイル変革は、企業にとって重要な課題となっています。柔軟で多様な働き方を導入することで、従業員のモチベーション向上や生産性向上、そして人材の確保や定着にも貢献できると期待されています。
本イベントでは、最終選考に残った4つの先進的な支援事例が紹介されました。
1. 埼玉県でいちばん小さな商工会をまるごと支援、地場産業がみごとに復興!
株式会社プロッシモコンサルティング 代表取締役 長戸 美樹 氏
長戸氏は、埼玉県で最も小さな商工会を支援し、地場産業の復興に貢献した事例を発表しました。長戸氏は、商工会の課題を深く理解し、地域産業の活性化に繋がる独自の支援プログラムを開発したことが評価されました。
2. ワークスタイル変革は何のため?人間の探究力を解き放ち、世の中の問題解決を加速するため
株式会社プレイノベーション 代表取締役 菅家 元志 氏
菅家氏は、ワークスタイル変革を通じて、人間の探究力を解き放ち、世の中の問題解決を加速させる重要性を訴えました。菅家氏は、従業員が自分の能力を最大限に発揮できるような環境作りと、社会課題解決に貢献するビジネスモデルの構築を提唱しました。
3. 中小製造業のデジタル化を目指して デジタル人材育成とデジタル化支援活動
幸田町 企画部企業立地課付 幸田ものづくり研究センター 稲吉 好司 氏、加藤 修司 氏
稲吉氏と加藤氏は、中小製造業のデジタル化を推進するための取り組みを紹介しました。デジタル人材育成プログラムやデジタル化支援活動を通じて、中小製造業の競争力強化に貢献しています。
4. 鹿追型ワーケーション「シカソン」による地域課題解決・企業との連携のきっかけづくり
鹿追町 企画課企画係長 迫田 明巳 氏
迫田氏は、鹿追町独自のワーケーションプログラム「シカソン」を紹介しました。シカソンは、企業と地域住民が共に課題解決に取り組むことで、地域活性化と企業の事業成長に貢献するプログラムです。
これらの事例は、ワークスタイル変革が、企業の成長だけでなく、地域社会の活性化にも大きく貢献できることを示しています。
審査員を務めた高島利尚氏と明治大学 経営学部 教授 岡田 浩一氏は、各発表者に対して、実践的なアドバイスと熱い激励を送りました。
本イベントは、ワークスタイル変革に関心を持つ企業や団体にとって、非常に有意義な情報交換の場となりました。今後も、ワークスタイル変革に関する議論が活発化し、より良い働き方を実現する社会へと進んでいくことが期待されます。