EIZOが発表する医用モノクロモニターGX570とは
石川県白山市に本社を構えるEIZO株式会社は、医療現場に向けた新たな製品「RadiForce GX570」を2026年4月1日に発売することを発表しました。本製品は、5メガピクセルの高解像度を持つ21.3型の医用モノクロモニターです。価格はオープン価格となっており、市場での評価が待たれます。
乳がん早期発見に寄与
医療現場において、乳がんの検査は非常に重要とされています。特にマンモグラフィやブレストトモシンセシスといった検査法では、微細な石灰化を迅速に見つけることが求められます。この微細な異常を捉えるためには、高解像度のモニターが欠かせません。GX570は、まさにそのニーズに応える製品です。
高性能を引き継ぐ新モデル
GX570は、先代のGX560を基にした後継モデルであり、DICOM® Part14に準拠した高精度な階調表示を実現しています。最大輝度は2500 cd/m²という非常に明るい性能を誇り、そのコントラスト比も1700:1から2200:1に向上しました。この性能は、マンモグラフィやトモシンセシスでの微細な濃度差を見極める際に、大変重要な要素です。
新機能「Instant Backlight Booster」
さらに注目すべきは、新たに搭載された「Instant Backlight Booster」機能です。この機能により、通常運用時の輝度600 cd/m²を必要に応じて一時的に2500 cd/m²まで引き上げることができます。これにより、医用画像の細部まで見やすくなるため、特に重要な場面での利用時に役立つでしょう。
環境への配慮
EIZOは製品の外装に再生プラスチックを15%以上使用し、環境意識が高い企業として注目されています。また、梱包材には再生紙素材を使うことで、廃棄プラスチックを減らすことにも寄与しています。この取り組みは、持続可能な社会を目指すEIZOの新たなステップと言えます。
イベント情報
GX570は2026年4月17日から19日まで、横浜のパシフィコで行われる「国際医用画像総合展(ITEM 2026)」にて展示される予定です。医療関係者にとって、実際にこのモニターを目にする良い機会となるでしょう。
EIZOのサステナビリティの取り組み
EIZOは「映像を通じて豊かな未来社会を実現する」との企業理念を掲げ、持続可能な社会への貢献を重視しています。具体的には、2040年までにNet Zeroを達成するための低炭素移行計画を進めながら、環境への配慮を企業活動全体に取り入れています。
EIZOの公式サイトでも、これらの取り組みに関する情報が掲載されています。技術と環境保護の融合について、ますます注目が集まるEIZOの未来に期待が高まります。