高山市とポーラの連携協定が実現
株式会社ポーラは、岐阜県高山市との間で市民の健康向上と地域活性化を目的とした「健康づくり包括連携協定」を締結しました。この協定は、市民がより健康で豊かな生活を送るための取り組みが焦点となっています。高山市の田中明市長とポーラの及川美紀社長が参加した締結式では、相互の協力を通じて地域社会へ貢献する意義が強調されました。
ポーラの企業理念と持続可能性への取り組み
ポーラは「We Care More. 世界を変える、心づかいを。」という行動指針を掲げ、美容と健康を超えた幅広いケアを目指しています。2029年に創業100周年を迎えるにあたり、同社は「サスティナビリティ方針」を定め、社会的なつながりがあふれる健康的な社会の実現を追求しています。SDGsの目標数値を設定することで、さまざまな環境問題や社会課題への対応も促進していきます。
高山市の健康促進施策
岐阜県高山市では、健康寿命の延伸に向けた取り組みとして、定期的な生活習慣病の検診やがん予防関連の保健指導、心の健康相談など、心身の健康を提供する施策を推進しています。このような努力を通じて市民の健康を支える基盤を整えており、今後さらに体と心の健康を重視した活動が求められています。
ポーラショップとビューティーディレクター
高山市内には11のポーラショップがあり、約90人のビューティーディレクターが活躍しています。彼らはカウンセリングやエステを通じて、顧客の理想とする姿を引き出すことを目指しています。今回の協定締結を機に、高山市の市民が自己の可能性を広げ、心身ともに健康で充実した生活を送る手助けを行う組織的な働きが強化されることが期待されています。
健康づくりに向けた具体的な取り組み
協定の具体的な内容には、以下のような健康づくりに関するプロジェクトが含まれています:
1.
がん検診の啓発活動:早期発見・早期診断、適切な治療へとつなげるための活動が行われ、ピンクリボン活動も通じて啓発が進められます。
2.
ハンドケアやメークサービス:生きがいを感じられるような手助けを行い、ストレス軽減を目指します。
3.
心の健康づくり:こころの健康をサポートするための取り組みも行われ、地域の市民サービス向上に寄与します。
このような形で、ポーラと高山市は互いに協力し、地域の健康づくりを推進しながら、心身を豊かにする環境を醸成していくことを目指しています。地域住民が主体的に健康に対する選択を行えるような基盤を整えることで、さらなる地域活性化につなげていくことが期待されます。