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世界初の会員制ドライビングラボ「simdrive」

東京都港区東麻布に、これまでにない革新的なドライビングラボ「simdrive」が誕生しました。日本初となる高精度のシミュレーション施設は、FIA世界耐久選手権シリーズやル・マン24時間レースに参戦するプロレーシングドライバー藤井誠暢が運営を手掛けており、会員制というエクスクルーシブな空間での特別な体験が魅力です。

この施設では、実際のサーキットの走行を再現するために、英国の最先端技術が駆使されています。特に目を引くのは、5メートルの実寸大LED湾曲スクリーンと、リアルな挙動を再現する8つの高性能モーションシステムです。これにより、ドライバーはまるで自身の愛車でサーキットを走るかのように感じることができます。

ドライビングスキルの向上を効率的に

「simdrive」では、会員が所有する実車と完全に同一致したシミュレーターデータを提供します。日英のエンジニアチームによって開発された高精度なシミュレーション技術は、実車の微細な挙動まで忠実に再現します。さらに、プロドライバーによるマスターデータの提供もあり、ユーザーは自分の走行ラインを基にした効率的なトレーニングが行えます。

また、F1を含む海外のトップレースの走行データもリアルタイムで受信できるライブテレメトリーシステムが導入されており、よりダイナミックな体験が得られます。これにより、プロを目指す初心者から経験豊富なドライバーまで多くのドライバーが、より効率的にスキルアップすることが可能です。

誰でも楽しめるスポーツドライビング

「simdrive」の魅力は、プロフェッショナル向けだけでなく、すべてのドライバーに向けたサービスを展開している点です。走行未経験者には、慣熟走行やスポーツ走行会に向けた特別なプログラムを用意しています。これにより、名だたるサーキットでの走行体験を手軽に楽しむことができます。

特に、「simdrive」の会員制度にはプレミアム会員とアドバンス会員があり、利用料金も明確です。プレミアム会員は月額9万9000円で月4時間の走行枠が提供され、アドバンス会員は月額6万6000円で月2時間の走行が可能。どちらも入会金が150万円であり、プロドライバー特典やオリジナルデータ開発の特典が含まれています。これらの特典により、会員はオーダーメイドの運転体験を享受できるのです。

ドライビングの未来を切り開く

藤井誠暢氏は、「simdrive」の設立にあたり、欧州での経験を基に、一般ユーザーでも利用できる高レベルなドライビング技術習得の場を提供したいと強く願っています。そのため、今後も全国への展開を視野に入れ、多くの人々がスポーツドライビングを楽しむための環境を整えていくとのことです。

「simdrive」は、デジタルトランスフォーメーションが進む中で、AIとシミュレーション技術を融合させ、より安全にドライビングスキルを磨く場として注目されています。今後、レーシングチームの運営やイベント事業にもこだわりながら、多くの人にスポーツドライビングの楽しさを感じてもらうことを目指す「simdrive」。そのデビューに大きな期待が寄せられています。

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