日本医師会の「健康ぷらざPlus」が最新号を発表
2023年5月7日、日本医師会が最新号の「健康ぷらざPlus」(Vol.7)を公開しました。この特集では、現代社会における深刻な問題として扱われている「スマホ依存」をテーマにしています。
「健康ぷらざPlus」は、国民の健康を促進することを目的としており、医療機関の待合室などで掲示されるポスターをもとにしたWEB版です。過去には「コンタクトレンズ」や「児童・生徒の睡眠障害」などのテーマが取り上げられてきました。
スマホ依存の現状と影響
今回の特集では、東邦大学の舩渡川智之講師がスマホ依存の様々な側面について分かりやすく解説しています。特に、18~29歳の若者のスマートフォンやタブレットの普及率はほぼ100%に達し、この年齢層におけるスマホの過剰使用が深刻な健康問題を引き起こす可能性があるとのことです。
スマホ依存の原因
スマホ依存の原因としては、手軽さや便利さ、情報の即時性が挙げられます。特に、発達途上にある青年期においては、精神的な成長にも影響を与える可能性があります。
主な症状と問題点
依存症の主な症状には、過剰な時間のスマホ使用、他の活動への興味喪失、不安感やストレスの増加などが含まれます。これにより、学業や人間関係にも悪影響が出ることがあります。
対策と予防
舩渡川講師は、スマホ依存を防ぐ方法や進行を抑える方法も提案しています。具体的には、日常生活でのスマホ使用時間を意識的に制限すること、趣味や運動など他のアクティビティに時間を割くことが重要です。
健康な関係を築くために
最新の記事を通じて、読者がスマホ依存についての理解を深め、スマートフォンと健全な関係を築くことを促進します。他者とのコミュニケーションを大切にし、周囲の人々にも注意を払うことが大切です。
日本医師会の活動
日本医師会は、日本各地の医師が参加する公益社団法人であり、医学や医療の発展、公衆衛生の向上を目指しています。そのために、様々な活動を行っており、医療に関する正しい情報を提供しています。
会員は、定期的に更新される健康情報や関連するイベントの情報もアクセスできるため、ぜひ公式ウェブサイトやYouTubeチャンネル、LINEアカウントなどを通じて情報を得ることをお勧めします。
連絡先
取材に関するご質問は、日本医師会広報課までご連絡ください。電話番号:03-3946-2121(代)