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近年、就職活動における「ガクチカ」という言葉は、学生にとって大きなプレッシャーとなっている。しかし、就活アプリReeluは、従来の「ガクチカ」概念に疑問を投げかける。

Reeluは、2022年10月20日より、stand.fm内で音声配信番組「Reeluの就活チャンネル」をスタートさせた。この番組では、学生や企業の人事担当者をゲストに招き、令和時代の「ガクチカ」について、率直な意見交換を行う。

番組のテーマは「ガクチカってなんだっけ？」。コロナ禍で変化した学生生活や、オンライン授業が主流となった環境下での「ガクチカ」のあり方を、Reelu社独自の視点で深掘りしていく。

Reelu社は、企業が「ガクチカ」を通して求めているのは、学生のアイデンティティと、それを形成してきた原体験だと考えている。

従来、サークル活動や留学などが「ガクチカ」として認識されてきたが、Reelu社は、学生期間にエネルギーを注いだことであり、それが自分自身のアイデンティティに繋がっていると感じられるものであれば、それが「ガクチカ」となりうるという。

具体的な例として、大学での履修内容を2年間Twitterで発信し、多くの質問に答えてきた学生や、12年間毎日日記を書き続けている学生、サウナが好きで週5日通いながらアルバイトをしている学生、人前で話すことに苦手意識を持ちながらも教職を目指すために模擬授業を徹底的に練習している学生などが挙げられる。

Reelu社の石丸香織氏は、「学生とのオンライン対談を通して、多くの学生が『ガクチカがない』と悩んでいると感じました。しかし、話を聞いていくと、それぞれが独自性のある活動をしていました。重要なのは、その活動の動機とエネルギーの源泉を社会性と繋げ、自分自身の成長へと繋げることです」と語る。

Reeluは、音声配信番組を通して、学生のリアルな声に耳を傾け、新たな「ガクチカ」の価値観を提示することで、就職活動における学生の不安や疑問を解消し、個性と経験を活かした就職活動をサポートしていくことを目指している。

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