四天王寺大学では、中高生の科学への興味関心を高め、将来の理系人材育成を目的としたイベント「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を7月27日(土)に開催します。
本イベントは、日本学術振興会が全国で展開しているもので、小・中・高校生が大学の研究室を訪問し、実際に実験や研究に触れることで科学の面白さを体感できる取り組みです。四天王寺大学からは、教育学部長の佐藤美子教授が中心となり、毎年ユニークなプログラムを提供しています。
今年のテーマは「色と形の変化から化学反応を探究」。参加者は、5つの実験を通して、化学反応がもたらす色や形の変化を目の当たりにし、科学の奥深さを体感できます。
実験内容
1.
micro:bitでプログラミングを体験しよう:micro:bitを使ったプログラミングに挑戦し、デジタル技術と科学の融合を体験できます。
2.
金属の性質を確かめる実験のプログラミングをしよう:金属の性質を調べ、その結果をプログラミングで可視化する実験を通して、科学的な思考力を養います。
3.
液体チッ素で-196℃の世界を楽しむライチタイム実験:液体窒素を使った実験を通して、極低温の世界を体験できます。
4.
科学反応を色の変化で確かめよう(信号反応と時計反応):色の変化を観察することで、化学反応の仕組みを理解できます。
5.
金属樹をつくろう!:金属樹の成長過程を観察し、化学反応によって生じる結晶の美しさに触れることができます。
参加対象は中学生・高校生で、定員は20名です。参加を希望される方は、日本学術振興会のホームページから事前申込みが必要です。
四天王寺大学は、今後もこのようなイベントを通して、地域社会の科学教育に貢献していきます。