茨城県の酒蔵が輝く!「徳正宗 純米 初しぼり」新酒登場
2025年に萩原酒造が国内外の鑑評会で7つの賞を受賞したことは、まさに酒蔵界の快挙となりました。特に「徳正宗」と「萩原」の二つのブランドは、近年の評価が一段と高まっており、その証として多くの受賞歴が挙げられます。この成果により、萩原酒造の名はさらに広まり、酒造りへの情熱と技術が評価されることとなりました。
多彩な受賞歴
2025年度に受賞した酒については、以下の通りです:
- - 山廃純米 萩原:金賞(Kura Master 2025)
- - 萩原 純米大吟醸 ひたち錦:金賞(美酒コンクール2025 フルーティー部門)
- - 徳正宗 純米吟醸 ひたち錦:ダブルゴールド(ミラノ酒チャレンジ2025)
これらの賞は、萩原酒造が伝統にこだわりながらも新たな挑戦を続け、その成果を形にしてきたことを示しています。特に、「徳正宗 純米吟醸 ひたち錦」はダブルゴールドを受賞し、その質の高さが際立っています。
新酒「徳正宗 純米 初しぼり 生原酒」
受賞を受けて新たに発売されたのが「徳正宗 純米 初しぼり 生原酒」です。今シーズンは、厳しい猛暑の影響で酒米の醸造が難しかったものの、製造過程を細かく調整しました。その結果、年末年始の祝杯にふさわしい酒が完成しました。
今回の初しぼりは、これまでの本醸造酒とは異なり、初めて純米酒としてリリースされました。香りにこだわり過ぎない設計で甘みと酸味のバランスが良く、年末年始のおせち料理とも相性抜群です。
詳細なスペック
- - 原材料:米(国産)、米麹(国産)
- - 精米歩合:70%
- - アルコール度数:16%
- - 日本酒度:+2
- - 酸度:1.3
- - 推奨飲み方:冷酒
- - 価格:1,650円(税込)/720ml
常陸杜氏・萩原康久の挑戦
萩原酒造の専務で杜氏である萩原康久は、茨城県が認定する「常陸杜氏」の資格を取得しました。これは県内の酒蔵でも限られた資格であり、認定を受けたのは彼を含めて僅か10人。彼は日々技術を磨き続け、地域に根差した酒作りを目指しています。彼は「茨城の恵まれた食材を最大限に生かした酒造りを追求したい」と語ります。
日本酒と地域の魅力
萩原酒造は1855年に創業され、以来伝統的な酒造りを守り続けています。手作業にこだわった製造プロセスは、限られた量の酒を生み出しますが、その中で最高の品質を追求する姿勢が評価されています。
日本酒は地域の文化や歴史を映し出すものです。ここ茨城県で育つ酒米やその背景にある文化が、萩原酒造の酒造りに色濃く反映されています。
これからも終わることのない努力を続け、さらに高い評価を得ることでしょう。
まとめ
萩原酒造が誇る「徳正宗 純米 初しぼり 生原酒」は、こだわり抜かれた日本酒として年末年始の食卓に花を添える一品です。全国の日本酒ファンにとって新たな楽しみとならなければなりません。
新酒に込められた情熱を感じつつ、茨城の酒造りの未来に、ぜひ注目していきましょう!