愛知県の新星ウイスキーメーカー、世界の舞台で称賛を受ける

愛知県のウイスキーメーカー、東海酒造の快挙

愛知県名古屋市に本社を置く東海酒造株式会社が手がけるウイスキー「尾張」シリーズが、世界最高権威の酒類品評会である「IWSC（インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション）2025」でメダルを獲得しました。この快挙は、創業間もない同社にとって大きな自信となり、愛知の誇りをさらに高める結果となりました。

世界的な評価を受けた「尾張」シリーズ

「尾張」シリーズは、自信をもって製造されたウイスキーで、全4商品がそれぞれシルバーメダルとブロンズメダルを受賞しました。シルバーメダルを獲得したのは、

- 尾張ウイスキーミズナラカスク - 日本のミズナラ樽を使用し、控えめで優雅な香りが特徴です。
- 尾張ウイスキーエクスバーボン - バーボンウイスキーの樽で熟成され、しっかりとした個性を持ち合わせています。
- 尾張ウイスキーロイヤルモルト - 質の高いピート原酒が贅沢に調和した風味です。

また、ブロンズメダルを受賞したのは、

- 尾張ウイスキーハイクラス - エレガントでの余韻が記憶に残ります。

愛知県限定のこだわり

東海酒造は、「世界品質を地方から」という信念を掲げ、まず地元・愛知の人々に世界基準のウイスキーを提供することを目指しています。それゆえ、あえて愛知県限定での販売にこだわっています。IWSCでのメダル獲得は、地元からの強いメッセージとなり、地域発のウイスキーを広く知ってもらう絶好の機会となりました。

小規模だからこそ実現できる品質

東海酒造は少数精鋭の小規模企業であるため、一つ一つの製造工程に細心の注意を払うことができます。そのため、各商品には独自の個性が感じられます。今回の受賞は、小規模でも世界の舞台で戦えることを証明するものとなりました。

二つの国際品評会での受賞

IWSCに先立ち、同じく国際的に評価される「ISC（インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ）2025」でも、すべての製品がメダルを獲得する快挙を成し遂げています。この2つの国際品評会で合計8個ものメダルを獲得した事例は、創業間もないメーカーとしては異例ともいえる成果です。

未来に向けての決意

代表取締役の森川拓也氏は、「56年の歴史を持つ品評会で認められたのは、あくまで始まりです」と語ります。愛知の地には、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という偉大な歴史があります。この地から生まれた「尾張」ウイスキーが、世界の舞台でのさらなる挑戦を続けていきます。

お問い合わせ

東海酒造株式会社
担当：森川
本社：〒468-0014 愛知県名古屋市天白区中平5丁目2107
工場：〒496-0911 愛知県愛西市西保町北川原23-12
TEL：052-838-8175
Mail：[email protected]
HP：https://tokaishuzo.com

ウイスキーは愛知県内限定での販売です。マーケティング等の売り込みや営業メールはご遠慮ください。