ハウスバード、初期費用ゼロの宿泊施設開業支援「ゼロスタバケーション」を導入

空き家問題を解決する新サービス、ゼロスタバケーション

ハウスバード株式会社は、初期費用ゼロ円で宿泊施設の開業を支援するサービス「ゼロスタバケーション」を発表しました。このサービスは、事業提携先である株式会社ブロードエンタープライズと共に提供され、特に空き家が多く存在する地域において、宿泊事業を行いたい方々に向けたものです。

空き家問題と宿泊施設の需要

日本には900万戸を超える空き家が存在し、その多くは適切に活用されないまま放置されています。しかし、インバウンド需要が高まり、特に地方の宿泊施設に対するニーズが増加しています。これにより、空き家を宿泊施設として活用したいという要望が高まる一方で、初期投資の壁が大きな障害となっていました。

ゼロスタバケーションの概要と特長

「ゼロスタバケーション」は、空き家オーナーや投資家にとって、有用な選択肢です。このサービスでは、宿泊施設の開業に必要な設備導入やリノベーション費用を、月額分割で支払うことができます。具体的な特長は以下の通りです。

- 初期導入費用ゼロ：リノベーション費用やコンサルティングサービスが分割払いで可能。
- 高品質な設計と施工：専門の知識を基にしたデザインや運営ノウハウを提供。
- ワンストップ支援：物件探索から運営まで、全面的にサポートします。

このサービスを利用するメリットとして、金融機関の厳しい審査を受けずに迅速に導入できることや、既存の借入枠に影響を与えないため、安心して利用することが挙げられます。また、最大10年間の分割払いが可能で、月々の支払いを抑えて安定したキャッシュフローを実現できる点もポイントです。

提携先、ブロードエンタープライズの紹介

ブロードエンタープライズは、多様な住宅改善サービスを手掛けており、これまでに20万世帯以上の導入実績があります。特に、初期導入費用ゼロ円プランである「BRO-ZERO」を活用し、多くの不動産オーナーのキャッシュフローを改善してきました。同社は社会課題への取り組みにも力を入れており、ESGやSDGsへの対応も行っている点が評価されています。

業務提携の意義と今後の展望

ハウスバードは、この提携を通じて全国的な空き家や遊休不動産の利活用を加速させ、地域の特性に応じた宿泊施設の開発を推進します。特に資金面でのハードルが高く、開業を諦めていた方々へ新たなチャンスを提供することが目標です。また、自治体や地域のプレイヤーとの連携を強化し、観光資源の創出と関係人口の増加を図ることで、持続可能な地域社会の実現を目指します。

ハウスバードのサービス理念

ハウスバードは「1日から貸せる家づくり」のプロフェッショナルとして、宿泊業界での実績を活かし、オーナー様に寄り添ったサポートを提供しています。幅広い分野に対応したトータルプロデュースを強みとして持ち、空き家活用による社会貢献を重視しています。これからも新たな挑戦を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。