J-Paymentとアリペイの業務提携
株式会社J-Paymentが、アリペイとの提携を発表し、特に中国市場への進出を目指すEC事業者向けに新たな支援サービスを展開すると発表しました。このサービスは、Web製作、SEO対策、広告出稿、物流、翻訳など、オンラインショップ運営に必要なすべての業務をサポートすることを目的としています。
1. 新サービスの特徴
J-Paymentは、EC事業者が手続きを一元化できるよう、全ての業務を代行します。具体的には、・ECシステム構築・マーケティング及びプロモーションを含むマルチタスクをサポートします。また、アリペイを利用することで、CC決済など現在の日本市場では一般的な手法では扱えない中国の消費者にもスムーズにアプローチ可能です。
この新サービスの導入により、EC事業者は複数の業務を一か所で管理できるため、業務効率が大幅に向上します。さらに、アリペイを活用することで、人口14億人規模の市場へのアクセスが可能になります。
2. 提供されるサービスと料金
J-Paymentの新たなサービスコンセプトには、以下のような具体的な料金体系とサービス内容があります。
初期費用:30万円
月額費用:3万円
手数料:6%
初期費用:30万円
月額費用:キーワードによって異なります。(コンサル型と成果報酬型があります)
WEB作成代行:1ページ1万円~
翻訳:1文字15円~
これにより、中国市場への進出を狙う事業者には明確なコストも提示され、導入が容易になるでしょう。
3. アリペイの特徴とメリット
中国での決済サービス「アリペイ」は、オンラインショッピングにおける主要決済手段の一つで、全国のネットショッピング利用者の82%が利用しています。特にアリペイを通じての決済は、ユーザーが慣れ親しんだ決済方法であるため、顧客からの信頼も厚いです。そのため、アリペイ導入により、EC事業者は購入率を向上させることが期待できます。
アリペイの仕組みは、リアルタイムでの決済確認が可能で、入金確認後即座に商品を発送できるため、代金回収のリスクを減らす効果があります。さらに、ユーザー登録に国民IDが求められるため、不正利用のリスクを低く抑える仕組みも整っています。
4. 今後の展望
J-Paymentは、サービス開始からの当年度中に10社、来年度には300社、2年後には3000社の契約を見込んでおり、年間の取扱高は100億円を目指しています。これにより、日本のEC事業者は新たなビジネスチャンスを得ることが可能となり、アリペイとの連携が持つ大きな潜在力を活かすことができるでしょう。
5. 企業概要
株式会社J-Paymentは2000年に設立され、首都圏・東京都渋谷区に本社を構えています。インターネット決済サービスを中心に展開しており、今後もより多くのEC事業者の要望に応える形でサービスを進化させていくとしています。
お問い合わせ
今後の発展が期待されるJ-Paymentの新サービスが、国内EC事業者における中国進出を一層加速させることに注目です。