株式会社セック、JAXAとの共同研究提案が採択
株式会社セックは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進める「Moon to Mars Innovation」プログラムの第13回研究提案募集において、慶應義塾大学とともに提案し、共同研究先として採択される運びとなりました。この提案は、未来の月面探査を支えるための重要な一歩です。
研究開発テーマについて
このプロジェクトの研究開発テーマは「次世代月面ロジスティクスに資する積載能力強化型物流ローバの研究開発」です。月面活動を支えるためには、より大きな積載量を実現可能な物流ローバが必要になるとされており、従来の設計では月面での活用が限られていました。
今回の研究では、「積載能力強化型物流ローバ」(Enhanced Payload Capacity Rover for Lunar Surface Logistics: EPaC Rover)を目標に設定し、従来のローバの質量の10%しか積載できなかった点を改善し、自身の本体質量すら超えるペイロードの積載を可能にすることを目指します。
研究のフェーズと課題
研究は3年間にわたり、地上で実験可能な試験モデルの開発を段階的に行います。具体的には、以下の課題にフォーカスします:
1.
ハードウェアの設計・制作、試験 - 物流ローバの構造と機能を開発。
2.
故障予測と診断技術 - ローバのトラブルに関しては、サブシステムレベルでの故障予測技術を開発し、実証することが求められます。
3.
自律移動技術の開発 - ローバ専用の自律移動能力を高める取り組み。
4.
オープンプラットフォーム化とコミュニティ形成 - 関連業界や研究機関との連携を強化。
プロジェクト体制
本プロジェクトには慶應義塾大学をはじめ、株式会社たすく、コマツ、パナソニックアドバンストテクノロジー、特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構、三菱重工業、そしてJAXAが参加しています。その中で、株式会社セックは物流ローバにおける故障予測と診断技術の開発を担います。
株式会社セックの役割
当社のタスクは、ローバが直面するさまざまな故障ケースを予測し、電源系のトラブルやスタック現象などの分析に重点を置くことです。この技術には、リアルタイムで動作するシステムの集約が求められます。通じて、より安全で信頼性の高い月面ローバの実現を目指します。
JAXAのプログラムについて
「Moon to Mars Innovation」は、将来的な月面から火星探査への架け橋となる重要なプログラムです。詳しい情報については、JAXAの公式ウェブサイトで確認できます。
Moon to Mars Innovation
セックの紹介
株式会社セックは、リアルタイム技術に特化したソフトウェア会社で、社会の安全と発展をスローガンに掲げています。交通、防衛、医療、環境エネルギーなど多岐にわたる分野で活躍し、今後も宇宙およびロボット技術に力を注いでいく考えです。
公式サイト:
セック
お問い合わせ先
株式会社セック広報担当に関するお問い合わせは、以下の連絡先をご利用ください。
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