第167回南極地域観測統合推進本部総会がオンラインで開催されます
第167回南極地域観測統合推進本部総会のご案内
令和7年10月27日(月曜日)、文部科学省にて第167回南極地域観測統合推進本部総会が開催されます。本会議は16時から18時までオンラインにて進行される予定です。
会議の概要
この総会では、南極地域に関するさまざまな議題が取り上げられます。主な内容には、南極条約協議国会議(ATCM)や南極観測実施責任者評議会(COMNAP)の現状、66次観測隊越冬隊の近況などが含まれています。また、次年度の南極地域観測事業に向けた概算要求の概要も説明されます。
主要な報告事項
1. 南極条約協議国会議(ATCM)の状況
南極の平和利用を目指すため、どのような対話が行われているのかが報告されます。
2. 南極観測実施責任者評議会(COMNAP)の状況
各国の観測隊が協力し合うための取り決めや活動が紹介されます。
3. 第66次観測隊越冬隊の現況
現場での具体的な活動や状況についての報告があります。
4. 令和8年度南極地域観測事業概算要求の概要
今後の活動に必要な予算案が提示され、その重要性が議論されます。
審議予定の重要事項
1. 第67次南極地域観測隊行動実施計画(案)
次回の南極観測隊のスケジュールや計画が議論される予定です。
2. 電子情報交換システム(EIES)
南極条約第7条5に基づく事前通告のためのシステムに関する発表も行われます。
3. 南極地域観測第10期評価書(中間評価)
現在進行中の計画の評価について、重要な見解が示されます。
4. 南極地域観測70周年記念事業について
来る70周年を祝うための取り組みが検討されます。
傍聴について
本会議はZoomウェビナーを使用したオンライン形式です。傍聴希望の方は、会議当日の9時までに傍聴登録フォームからお申し込み下さい。接続方法の詳細は登録されたメールアドレスに送付され、安全な通信環境を確保するためにも、通信状況の注意喚起がされています。
本会議が南極地域観測の未来にどのような影響を与えるのか、注目される内容が目白押しです。南極の環境保護や国際協力の重要性を再確認できる場となりますので、関心のある方はぜひ参加を検討してみてください。