MUga-MUchu始動
2021-08-12 10:30:02

障害者のためのスイーツブランド「MUga-MUchu」が誕生!

MUga-MUchuプロジェクト誕生の背景



障害者支援を目的としたスイーツブランド「MUga-MUchu」が立ち上がりました。このプロジェクトは、2007年にPleasure Support株式会社が始まった障害者支援活動からインスパイアを受けています。その出発点となったのは、ある母親の心の叫びでした。「1日だけ自分の子どもが先に逝ってほしい」という言葉は、多くの人々に深い衝撃を与えました。これを受けて、同社は14年間にわたり、障害者のための支援を続けてきましたが、福祉事業所が企業から安定した仕事を得るのが難しいという現実に直面しました。

未だに自分たちで製造したお菓子を販売するのも簡単ではない現状ですが、「MUga-MUchu」では、著名なパティシェ、加藤幸樹氏とプロジェクトマネージャーの河野伸平氏が監修し、洗練された味とデザインのお菓子を提供します。

MUga-MUchuの3つの特徴



1. 加藤幸樹氏による高いクオリティ



「MUga-MUchu」において製造を行うのは、大阪府住吉区の「オガリ作業所」です。加藤氏はここで製品のレシピを提供するだけでなく、製造に関する技術的な指導も行っています。これにより、ただ美味しいだけではなく、持続可能な製造体制の強化も目指しています。

製造されるお菓子は「ブールドネージュ」と呼ばれ、これはフランス語で「雪の玉」を意味します。このお菓子は、「作った人も受け取った人も幸せになれる」という伝説があり、より多くの人に笑顔を届けることを目指しています。

2. MUga-MUchuのブランド名の由来



「MUga-MUchu」というブランド名には、色々な考えが込められています。現代社会において、障害者の努力は必ずしも評価されず、光が当たりにくい存在ですが、彼らが無心でお菓子作りに励む姿から生まれる希望が伝えられています。また、そのお菓子を味わう人も、一瞬の間に心を奪われ、無我夢中になって欲しいという願いが込められています。

3. 独自のパッケージデザイン



「MUga-MUchu」は、障害者への理解と支援を促すために、光と影をテーマにしたパッケージデザインにこだわっています。外装は黒く、開けると中には白く明るいお菓子が入っています。これにより、障害者が社会において光を浴びる日が来ることを願い、やがて喜びをもたらすコンセプトを表現しています。

クラウドファンディングの実施



「MUga-MUchu」は、2021年8月18日から9月30日までクラウドファンディングを行いました。目標は300箱、目標金額は350,000円です。8個入りの1箱は税込1,100円で販売され、集まった資金は障害者への支援活動に使われます。この取り組みは、障害者が光を浴びることができる社会を実現するための第一歩であり、多くの支援者の協力が求められます。私たち一人ひとりの応援が、彼らの手に夢を起こす力になるのです。これからも「MUga-MUchu」に注目していきたいと思います。

会社情報

会社名
Pleasure Support株式会社
住所
大阪府大阪市西区阿波座1-3-18エッグビル本町601号室
電話番号
06-6648-8400

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