桜なべ文化を守れ
2021-07-29 14:11:54
116年の歴史を持つ老舗店が桜なべ文化を守る取り組み
桜なべ文化を未来へつなぐ挑戦
東京の吉原地域に位置する老舗「桜なべ 中江」は、創業116年を迎えた伝統的なお店です。明治38年に開業以来、桜なべ文化の象徴として、多くの人々に親しまれてきました。関東大震災や東京大空襲、その他数々の危機を乗り越えながら、桜肉の魅力を伝えてきた「中江」ですが、近年のコロナ禍で未曾有の苦境に立たされています。
老舗店の歴史
「桜なべ 中江」は、もともと盛況を誇った「吉原遊廓」の周辺にあり、創業当初は20軒以上の桜なべ屋が軒を連ねていました。しかし、現在現存するのは唯一「中江」だけです。創業以来、桜なべは東京の郷土料理としての地位を築き上げ、多くのリークや経済的危機の中でもその文化を守り続けてきました。その功績から、平成22年には国の有形文化財にも登録されています。
コロナ禍の影響
しかし、近年のコロナウイルスの影響で、売上は激減し、経営の危機に直面しています。かつての繁盛を取り戻すことが難しい状況であり、116年の歴史を持つ「桜なべ 中江」と桜肉文化の継承が脅かされています。お店の存続、そして専属牧場「このみ牧場」の継続が求められています。
クラウドファンディングの目的
そこで、「桜なべ 中江」は、この伝統を守るためのクラウドファンディングを開始しました。プロジェクトの目標は、大きく3つあります。一つは「桜なべ」、または「桜肉」をより多くの方に知っていただくこと。二つ目は、吉原の文化や歴史に触れた上で観光に訪れていただくこと。三つ目は、「このみ牧場」とともに桜なべの文化を次世代に引き継いでいくことです。
リターン内容
クラウドファンディングでは、支援者へのリターンとして様々なプランが用意されています。例えば、桜なべ中江でのお食事を提供するコースがあり、満足プラン(5000円)、贅沢プラン(8000円)、究極プラン(12000円)が用意されています。また、吉原最後の料亭である「料亭 金村」での体験を含む特別なプランもあります。さらに、ONLINEで楽しめる桜なべセット、オリジナル馬油化粧品など、多彩なリターン内容が展開されています。
詳細なプランやクラウドファンディングの実施期間は、2021年7月29日から2021年8月31日までの期間で行われます。参加方法や詳細なリターン内容は、キャンプファイヤーの販売ページで確認可能です。
未来への架け橋
桜なべ中江が掲げる文化継承のためのこの挑戦は、過去の歴史を尊重しながら、未来へと続く重要なプロジェクトです。多くの方に桜なべの文化を知っていただき、食べて体験してほしい。そう願っています。皆さんのご支援が、116年の歴史を持つ老舗店の未来をつなぐ架け橋となります。桜なべの魅力をぜひとも感じていただきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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株式会社 中江
- 住所
- 東京都台東区日本堤1丁目9−2
- 電話番号
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03-3872-5398