USドライビーンの魅力を発酵で引き出すイベントが開催
12月11日、東京の都内で、USドライビーンカウンセルによる「USドライビーン×発酵」という特別イベントが行われました。このイベントには、アメリカ本部のグローバル栄養スペシャリストでPR担当のチェルシー・ディディナー氏に加え、SNSで多くのフォロワーを持つ人気料理研究家の濱村圭氏らが参加し、豆の魅力を余すところなく伝えました。
豆はスーパーフード
「豆は究極のスーパーフードです」と、チェルシー氏は強調します。イベントでは、豆の健康効果や栄養価、さらにはサステナビリティに優れた特徴についてプレゼンテーションが行われました。特に、日本人の栄養摂取においてタンパク質や食物繊維が不足しているというデータを元に、USドライビーンがいかにそれを補える存在であるかが示されました。
「食のトレンド」としては、SNSでの人気ハッシュタグの分析が行われ、豆が健康志向と密接に結びついていることが見て取れました。さらに、豆は多彩な料理に変身する食材であることが、濱村氏の料理実演により示されたのです。
発酵の力
続いて、濱村氏が発酵食品の魅力を伝えました。発酵は豆に新たな栄養価を加えるだけでなく、食材の保存性も高める技術です。「豆×発酵」をテーマに、濱村氏はひよこ豆を使った味噌や、レッドキドニー豆のあんこの作り方を解説しました。これらの発酵食品が持つ力は、腸内環境を整え、免疫力を高める効果が期待されています。
実演レシピ公開
具体的な調理実演も行われ、ひよこ豆を使用した「白い麻婆豆腐」と、レッドキドニー豆の「生八つ橋風」の作成過程が披露されました。特に、濱村氏が工夫した「白い麻婆豆腐」は、その優しい味付けと豆本来の甘みが評価され、試食したチェルシー氏も感慨深げでした。「私がこれまで食べた麻婆豆腐の中で一番美味しい!」と称賛の声が上がりました。
食育と家庭料理
濱村氏は家庭での食育についても触れ、「子どもに素材の味を伝えていくことが大切」と語りました。彼女は、豆を使ったクリスマスメニューの一環として、「味噌チーズフォンデュ」と「あんこクリームサンド」のレシピも提案しました。納豆や醤油など、日本の伝統的な発酵食品の魅力も織り交ぜられ、参加者全体に新しい発見を促しました。
イベントは、豆の栄養価と発酵技術の素晴らしさを再認識させてくれる場となり、参加者が家庭でも手軽に取り入れられるレシピを持ち帰ることができました。USドライビーンの魅力を知るうえで、また一つのステップといえるイベントになりました。