シャペロン、AI審査開始
2025-04-03 10:46:56

シャペロン、製薬業界向けAI資材審査サービスの提供を開始

シャペロン、製薬業界向けAI資材審査サービスの提供を開始



株式会社シャペロン(本社:東京都世田谷区、代表取締役:阪本 怜)は、2025年4月より新たなサービス「Shaperon資材審査AI(β版)」の提供を開始することを発表しました。このサービスは、製薬企業が使用するプロモーション資料を、AIを用いて自動で審査するシステムです。テーブルデータ、グラフ、画像、テキストといった多様な形式の情報を解析し、迅速かつ効率的な評定を行うことが特徴です。

リリースの背景


近年、製薬企業ではプロモーション活動のデジタル化が進むと同時に、審査の厳格化が求められています。それに伴い、資材の確認作業には多くの時間と人手が必要であり、結果的に迅速な情報発信が困難になる場合が多く見受けられます。特に、増え続けるデジタルコンテンツや図・グラフ・画像を含む資料が増加している中で、効率的なモニタリングの需要が高まっています。

シャペロンでは、これまでに「モニタリングAI」やその他のサービスを通じて、テキスト情報の管理やレビュー効率の向上に貢献してきましたが、プロモーション資料の審査業務には依然としてさまざまな課題が残されています。主な課題は以下の通りです。

  • - システムが図やグラフ、テーブルを正確に読み取れず、目視での確認が求められること
  • - 審査対象が多く、依頼が集中することで作業負担が増加すること
  • - 審査に要する時間が長くなり、プロモーションサイクルが延びてしまうこと

こうした問題を解決するために、最新のAI技術を活用した「Shaperon資材審査AI」を開発しました。このソリューションは、審査にかかる工数やコストを削減し、プロモーションのサイクルを高速化することを目指しています。

サービス概要


「Shaperon資材審査AI」は、審査対象のファイルを受け取ってから最短1営業日で審査結果を納品することが可能です。AIによるリスク判定は実用的な水準に達しており、すでにPoC(Proof of Concept)を通じてその有効性が実証されています。サービスの開始当初は、主に講演会での演者スライドに対応する予定です。

資材審査AI(β版)の特徴


  • - 多様な審査対象: テキストだけでなく、グラフやテーブル、画像も解析可能です。
  • - 実用的なリスク判定精度: 講演会の演者スライドにおいて、リスク検知の精度はPoCによって確認されています。
  • - 迅速な納品: スライド1枚あたり最短3秒の解析で、依頼から1営業日で納品されます。

今後は、より多様な資材に対応したり、解析精度を向上させたり、リアルタイムでの結果確認機能を開発することで、さらなる利便性の向上を図っていきます。

今後の展開


現在、複数の大手製薬会社と共にPoCを進めており、機能の向上とさらなる精度改善に向けて取り組んでいます。今後の展開としては、講演会スライド以外にも、製品情報や説明資料など、さまざまなプロモーション資材への対応を身につけ、解析精度の向上を行い、利便性の向上を目指します。具体的には、AIによるリアルタイム審査結果の確認機能などを実装する予定です。

株式会社シャペロンは、業界特有の知識と最新のAI技術を組み合わせることによって、安全かつ効果的なプロモーション活動を実現するためのコンプライアンス遵守体制の構築を支援していきます。

会社情報



株式会社シャペロンは、「製薬コンプライアンスをAIで支える」を掲げ、SaaS及びAIをベースに製薬業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるスタートアップです。メールプロモーションツール「Shaperon Email」やコンプライアンスチェックサービス「ShaperonモニタリングAI」など、多岐にわたるサービスを展開し、プロモーションの効率化とコンプライアンス遵守を同時に実現することを目指しています。

詳細や導入に関するお問い合わせは、以下をご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社シャペロン
住所
東京都世田谷区三軒茶屋1-5-9304
電話番号
03-6805-3392

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