「東京ドーム1杯分」は一体何リットル?「ワット」「ボルト」「アンペア」の違いは?日常生活で何気なく使っている単位ですが、その意味や由来をきちんと理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。
青春出版社から7月11日に発売された『9割が答えられない「モノの単位」がわかる本』は、そんな身近な単位の世界を、わかりやすく解説した一冊です。
本書では、メートルやワットといった基本的な単位から、ヘクタールや光年といった聞き慣れない単位まで、様々な単位について詳しく解説しています。さらに、単位にまつわる興味深いエピソードや歴史、そして単位が生まれた背景なども紹介することで、単なる知識としてだけでなく、単位への理解を深め、日々の生活をより豊かにするためのヒントを与えてくれます。
例えば、私たちが普段何気なく使っている「メートル」という単位は、フランス革命時に制定されたもので、地球の経線に基づいて決められたことをご存知でしょうか?また、電気の単位である「ワット」は、蒸気機関の発明者であるジェームズ・ワットにちなんで名付けられたことも、本書を読むことで初めて知る人もいるかもしれません。
本書は、単に単位を羅列しただけの辞書ではありません。各単位の歴史やエピソード、そして単位が生まれた背景などを紹介することで、読者自身が単位の世界への興味関心を高め、日々の生活の中で単位を意識するようになることを目指しています。
単位の世界は、一見難しそうに見えますが、実は私たち人間の知恵と歴史が凝縮された奥深いものです。本書を通して、単位の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。