幻のきのこ世界へ
2022-01-18 11:45:39

大井川電機が挑む「ホホホタケ」、日本を超えて世界へと広がる味の旅

大井川電機が挑む「ホホホタケ」、日本を超えて世界へと広がる味の旅



自動車用電球の製造で知られる株式会社大井川電機。その大井川電機は新たな事業として、幻のきのことも言われる「はなびらたけ」を生産・販売開始しました。この健康食材は、すでに2021年には月間1万パックから約3万パックに増産され、2022年度末には6万パックまでの拡大を見込んでいます。

「ホホホタケ」の魅力


「ホホホタケ」は高山に自生するきのこで、その鮮明な食感と栄養素のベータグルカンの豊富さから、料理人の間で高い評価を受けています。すき焼き、アヒージョ、サラダなど多様な料理と相性が良く、特にフレンチや和食のメニューに取り入れられるケースが増えています。

実際、静岡県島田市にある創作料理店「C-2 HINODE」では、「ホホホタケ」をメインに使用したコース料理が提供されており、カフェ「トロント・トロワカフェ」では「ホホホタケバーガー」が登場しています。これにより、地域の飲食店でも「ホホホタケ」の認知度が高まりつつあります。

新たなコラボレーション


大井川電機は、能登牡蠣の生産を行う河端水産との連携を強化し、牡蠣と「ホホホタケ」の贅沢なコラボレーション料理セットを販売しています。このセットは、アヒージョやバーベキューにぴったりな一品で、両者の特性を活かした新しい食体験を提供します。具体的な価格は、剥き身牡蠣やホホホタケのパックを組み合わせた内容で展開され、カスタマイズ可能なセットもあるため、消費者にとってチャレンジしやすいものとなっています。

海外展開への意欲


大井川電機は、今後香港の「City'super」をはじめとする海外市場への販路拡大にも意欲を示しています。国際的な需要を見込むことにより、同社の生産能力とブランド力が強化されるでしょう。特に「ホホホタケ」は、見た目の美しさと味わいから、海外の消費者にも受け入れられるポテンシャルが高いと考えられます。

人間尊重の企業理念


大井川電機は、企業理念の一つとして「人間尊重」を掲げています。近年、正社員の定年退職年齢を65歳に延長するなど、地域社会や労働環境の向上に努めており、「ホホホタケ」にも地域貢献の想いが込められています。地域での雇用の創出を目指すことで、さらに多くの人々にこの特産品の魅力を届けたいと考えています。

結論


今後、大井川電機が展開する「ホホホタケ」は、国内だけでなく海外市場でも熱い視線を集めるでしょう。地域の特産品と連携することで、相乗効果を生み出しながら、企業としてもさらなる成長を図っています。「ホホホタケ」が持つ多様性と魅力を通じて、大井川電機は自動車用電球メーカーから新たな食文化の発信者へと進化を遂げています。

会社情報

会社名
株式会社大井川電機製作所
住所
静岡県島田市川根町家山1343
電話番号
0547-53-3185

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