建設業界のDX推進
2025-11-05 09:39:11

建設業界を変える!原価管理システムと施工管理アプリの連携

建設業界における効率化の必要性が高まる中、株式会社建設ドットウェブが開発した原価管理システム「どっと原価3」と、株式会社ダンドリワークが提供する施工管理アプリ「ダンドリワーク」がデータ連携を開始しました。これは、建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進し、現場と管理部門の情報共有をスムーズに行うための重要な一歩です。

背景と目的


建設業界では、慢性的な人手不足が問題となっており、さらに業務の属人化も進んでいます。これに伴い、施工現場と事務所の間での情報共有の不全が業務効率やコスト管理に影響を与えています。この課題を解決するために、「どっと原価3」と「ダンドリワーク」は連携を強化することにしました。

この連携により、工事情報の二重管理を防ぎ、情報のミスや確認作業の手間を軽減します。結果として、現場と管理部門が一体となり業務の改善が実現されることを目指します。

どっと原価3とは


「どっと原価3」は、工事に関する情報や原価を一元管理するシステムです。これにより工事の収益をリアルタイムで可視化できるため、より適切な経営判断が可能となります。このシステムはクラウドタイプで、どこでも利用できることが特長です。また、企業の成長やニーズに応じたオプションを選べるようになっており、カスタマイズも容易です。「解決テンプレート」やスマホ用の「+Bizシリーズ」といったオプションも人気を集めています。

ダンドリワークの特徴


一方、「ダンドリワーク」は建築現場での施工管理を支援するアプリで、現場の図面や進捗、必要な情報をクラウド上で一元化します。従来の連絡手段でのミスを防ぎ、迅速な情報の引き出しが可能になります。すべての情報が一か所に集約されるため、パソコンやスマートフォンから必要な情報に即座にアクセスできます。

今後の展望


両社は今回のデータ連携を通じて、建設業界のDXをさらに推進し続ける意向です。現場と管理部門が連携して業務を改善し、業界全体の効率性を高める環境の構築に取り組んでいくことでしょう。

会社概要


株式会社建設ドットウェブは石川県金沢市に本社を置き、2001年から原価管理システムの開発・販売を行ってきました。代表取締役は三國浩明氏です。必要な情報を効率的に管理し、建設業界の進化に寄与することを目指しています。

一方、株式会社ダンドリワークは滋賀県草津市に本社を構え、2013年に設立しました。施工管理アプリ「ダンドリワーク」を通じて、建設現場の情報管理を一元化し、効率化を図っています。代表取締役は加賀爪宏介氏です。

今後も両社の連携により、建設社会に新たな価値が提供されることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社建設ドットウェブ、株式会社ダンドリワーク
住所
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。