フェンリルがMysuranceのブランドVI刷新を支援し、新たな価値を提案

フェンリルがMysuranceのVI刷新をサポート

最近、デザインとテクノロジーの企業フェンリル株式会社（大阪府大阪市）が、損害保険ジャパン株式会社の子会社であるMysurance株式会社（東京都新宿区）のビジュアルアイデンティティ（VI）を刷新するプロジェクトを支援しました。Mysuranceのブランド確立を目指し、両社の共創プロセスが進められました。

ユニークな課題の解決

Mysuranceは「Mysurance」という社名が読みづらく、正しく認識されにくいという課題に直面していました。そこで、フェンリルは、Mysuranceと共にこの課題を解決するためのプロジェクトに着手しました。両社は、Mysuranceの理念を理解し、意見を交換しながら、最適なブランド戦略へと導きました。この共創プロジェクトは、顧客との関係を長期的に築くための基盤を作る目的で行われました。

新たに生まれたビジュアルアイデンティティ

今回の刷新で生まれたVIは、信頼性と親しみやすさを兼ね備えることを目指しました。具体的には以下の3つの要素が新しいデザインに取り入れられています。

1. ロゴ（シンボルマーク、ロゴタイプ）: 新たに採用されたシンボルマーク「グリフォン」は、鷲の知恵と獅子の力を象徴しています。このロゴは、Mysuranceの理念—変化する日常を見守ること—を表現しています。また、従来の英字ロゴは視認性を高めるために刷新され、新たにカタカナ表記のロゴも導入されました。これにより、ユーザーとのコミュニケーションはスムーズになるでしょう。

2. キャラクター: 新たに制作されたコーポレートキャラクター「マイシュ」は、シンボルマークであるグリフォンを擬人化した存在です。このキャラクターはMysuranceのメッセージを伝え、より親しみやすいブランド体験を創出する役割を担っています。

3. ブランドステートメント: お客様に対する真摯な姿勢を反映したブランドステートメントも重要な要素です。この声明は、Mysuranceのお客様に向けたメッセージであり、同社の決意を表現しています。

多角的なブランド展開

新たなVIは、さまざまなアプリケーション展開への基盤となります。具体的な制作物には、キャラクター「マイシュ」のイラスト、ロゴの展開ガイドライン、オフィステンプレート、名刺、封筒、チームウェア、重要事項説明書、約款等があります。また、Mysuranceのコーポレートサイトも見直され、使いやすさが向上するようにナビゲーションやページ構成が再設計されました。これらの新デザインは、2025年10月1日から順次展開される予定です。

今後の展望

今回のブランドVIの刷新は、単なるデザイン変更ではありません。「保険をもっと身近で分かりやすいものにしたい」というMysuranceの意志が込められており、この想いを顧客に伝えることで、彼らにとって必要な存在になれるよう努めています。フェンリルは今後も、デザインの力でMysuranceの持続的な成長をサポートしていく意向を示しています。