東広島PR大使就任
2012-06-13 16:13:28

東広島の魅力を全国へ広める新PR大使、長沼准教授の熱意

東広島の新たなPR大使、長沼毅准教授



東広島市は、地域の魅力を広く発信するための取り組みとして、広島大学の長沼毅准教授を東広島PR大使に委嘱しました。この新しい役割が、東広島市の都市イメージの向上や認知度の拡大にどのように寄与するのか、注目が集まっています。

長沼毅准教授のプロフィール


長沼教授は、東広島市西条地区に在住する生物学者で、広島大学大学院生物圏科学研究科で准教授を務めています。専門分野は生物海洋学と微生物生態学で、極地や辺境地といった過酷な環境に生息する生物の探索調査に携わってきました。彼の研究には、地域の自然環境に対する深い理解と愛着が反映されています。

教職期間中、彼は「鉄の幸は食の幸」というテーマで研究を進めており、東広島の土壌が持つ鉄分が生態系に与える影響についても注目しています。また、長沼教授自身のコメントでは、「新幹線で東広島駅に近づくと、田園風景の中に見える赤瓦の家々が思い出される」と述べ、地域の自然美を強調しています。

PR大使としての役割


長沼教授は、地域にゆかりのある著名人をPR大使に選任することで、彼らが持つ影響力を活用し、東広島市の魅力や地域資源を広く発信しようとしています。この新しい役割には、プロゴルファー岡本綾子さんやTBSアナウンサーの久保田智子さん、プロゴルファー佐伯三貴さんに続く4人目の委嘱という大きな期待が寄せられています。

特に彼は、「暮らしやすさは東広島が人生最高」と語り、地域の居住環境が家族の成長にどれほど貢献しているかを強調しています。その結果、彼自身の子どもたちもこの地で成長を遂げていると言います。長沼教授は「ライフ」という観点から、東広島がどれだけ素晴らしい場所であるかを発信していきたいと意気込んでいます。

東広島市シティプロモーション推進事業


東広島市は、市の認知度を高めるためにシティプロモーションの推進に力を入れています。平成22年度に策定されたシティプロモーション推進戦略プランによると、「他の都市との違い」を打ち出すことが重要であり、特に「産学官連携」や「高い教育力」を強調しています。

「くふうに満ちてる東広島」というブランドメッセージのもと、市民が「知」を重視しながら「工夫」をしていくことで、地域の未来を切り拓くという基本理念は、今後の活動においても重要な意味を持ちます。

未来への展望


東広島市のPR大使としての任期は2026年3月31日までですが、心強い長沼教授の任命により、地域活性化につながる新たな取り組みへの期待が高まります。地域資源の発信や都市イメージの向上に向け、長沼教授の取り組みが成功への第一歩となることを願っています。これから私たちも新たな東広島の魅力を深く知っていきたいものです。

この地域の新たな魅力が、どのように全国へ広がっていくのか、今後の活動に目が離せません。

会社情報

会社名
東広島市
住所
広島県東広島市西条栄町8番29号
電話番号
082-422-2111

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