インドの雇用市場革命!パーソルがVahanに出資
パーソルホールディングス株式会社が、インドでの雇用主と人材紹介企業を繋ぐプラットフォーム「Vahan Inc.」への出資を決定しました。このプラットフォームは、AIを活用しており、特にブルーカラーの労働者を対象とした雇用をサポートしています。
Vahanのミッションと活躍の舞台
Vahanは、アメリカに本社を置きながら、インド市場で主にブルーカラー労働者の雇用を促進することを目的としています。この企業は、1,000以上の都市で75万人以上の採用を支援し、インド国内でもトップクラスの人材雇用プラットフォームとしての地位を確立しています。特に、シリコンバレーの著名な投資家から累計18M USD以上を調達した実績は、Vahanの成長力を物語っています。
AIによる革新
VahanのMaster Agency Platformは、最新のAI技術を駆使して構築されており、雇用主と人材紹介企業を効率的に繋ぐ仕組みを提供しています。このプラットフォームの活用により、企業は必要な人材にスムーズにアクセスできるようになり、採用プロセスを大幅に効率化することができます。
両社の目論見
パーソルベンチャーパートナーズの石田真悟氏は、「Vahanのテクノロジーは、インドの労働市場において革新をもたらす」と述べています。そして、パーソルグループは、この提携を通じてVahanの事業拡大を支援し、雇用主が優秀な人材により直接アクセスできる環境を整備しようと考えています。
VahanのCEO、Madhav Krishna氏は、「このパートナーシップは、インドの労働市場における新たなチャンスを創出する」と期待を寄せました。彼は、3億人以上にのぼる労働者がいるこの国で、Vahanのテクノロジーを活用することにより、雇用と採用プロセスが真に革新されることを目指しています。
パーソルホールディングスのビジョン
パーソルホールディングスは、1973年に設立されて以来、人材派遣や人材紹介をはじめとした多様な人事サービスを展開しており、グループのビジョン「はたらいて、笑おう。」を掲げています。今後、2030年までに100万人のより良い「はたらく機会」を創出することを目指しており、Vahanとの提携はその中核を成す戦略と位置づけられています。
おわりに
Vahanへの出資は、単なる資金提供にとどまらず、インドという巨大な市場での雇用機会の拡大に貢献する重要なステップとなります。AIを活用した採用プラットフォームの発展が、多くの人々の「はたらく」を変え、笑顔を生み出すことを期待したいと思います。
詳しくはVahanの公式サイトで。