ノーベル賞科学者、カタリン・カリコ博士の波乱万丈な人生とmRNA研究の軌跡が明らかに!
新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を救ったmRNAワクチン。その開発の基礎を築いた科学者、カタリン・カリコ博士の自伝『ブレイクスルー ノーベル賞科学者カタリン・カリコ自伝』が、2024年7月12日に発売されます。
本書は、共産主義下のハンガリーで生まれたカリコ博士が、科学者として歩むことを決意し、結婚、出産を経てアメリカへ渡り、数々の困難を乗り越えてきた壮絶な人生を描いています。
研究への情熱と、周囲の理解を得られない苦悩、そして、研究を続けるための強い意志。カリコ博士は、女性研究者として、国籍や文化を超えた差別、研究資金獲得の困難、成果に対する無理解など、多くの壁に突き当たってきました。
しかし、彼女は決して諦めませんでした。家族や自分を支えてくれた仲間との絆を胸に、40年以上もの間、研究を続け、ついにmRNAを医療に応用するという画期的な成果をあげます。本書では、mRNA研究の過程や、研究者としての苦悩、そして、ブレイクスルーに至るまでの道のりが克明に描かれています。
カリコ博士の研究は、新型コロナワクチン開発に留まらず、がんや遺伝性疾患、感染症などの治療にも応用が期待されており、今後の医療分野の発展に大きく貢献すると考えられています。本書を通して、カリコ博士の揺るぎない信念と、科学研究の重要性、そして、夢を諦めずに追いかけることの大切さを学ぶことができます。
各界のトップランナーが推薦!
本書は、山中伸弥教授(2012年ノーベル生理学・医学賞受賞)、ジェニファー・ダウドナ氏(2020年ノーベル化学賞受賞)、ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト社共同創業者)など、各界の著名人から推薦の声が寄せられています。
・山中伸弥氏
>どんな困難や理不尽なことが起こっても屈せず、自身の信念を貫き通してきたカリコ先生を心から尊敬しています
・ジェニファー・ダウドナ氏
>逆境を乗りこえる力とゆるぎない信念の力を証明する、心奪われる本
・ビル・ゲイツ氏
>科学やイノベーションや不屈の精神が世界を変えるなんて、と疑ったことがある人は全員この本を読むべき
本書は、科学者を目指す人だけでなく、夢に向かって努力するすべての人にとって、勇気を与えてくれる一冊です。