若手研究者支援!エディテージ研究費助成プログラム募集開始

若手研究者を支援するエディテージ研究費助成プログラム



近年、日本の基礎研究への関心の低さが問題視されています。政府のイノベーション政策が短期的な成果を重視する傾向にある中、基礎研究は軽視されがちです。しかし、ノーベル賞受賞者である大隅良典氏も指摘するように、基礎研究は将来の大きな発展につながる可能性を秘めています。

このような状況の中、研究者支援ブランドとして知られるエディテージ(カクタス・コミュニケーションズ株式会社)は、若手研究者の基礎研究を支援する「エディテージ研究費」の募集を開始しました。このプログラムは、日本の基礎研究の国際発信を支援する活動の一環として実施されています。

エディテージ研究費:熱意と才能を応援



本プログラムは、40歳以下で過去2年間科研費の採択を受けていない自然科学、人文科学、社会科学の全分野の研究者を対象としています。選考では、研究内容だけでなく、研究者自身の研究への熱意や情熱も重視されます。「研究を始めようと思ったきっかけ」や「将来行いたい研究」といった個人的な内容も評価対象に含まれる点が特徴です。

本賞受賞者2名には50万円、奨励賞受賞者3名には10万円相当のエディテージサービスが助成されます。これは、研究活動の資金的な負担を軽減し、研究に集中できる環境を整備することを目的としています。

エディテージ代表取締役の湯浅誠氏は、このプログラムについて、「民間企業からの支援が不足している基礎研究に対して、研究費助成プログラムを実施できることを光栄に思います。今後も活動範囲を広げ、日本の基礎研究の発展に貢献したい」とコメントしています。

基礎研究の重要性と課題



科研費の応募数は増加傾向にありますが、採択されるには高いハードルがあります。特に、経験の浅い若手研究者は、実績が少なく、採択が難しいケースが多いのが現状です。エディテージ研究費は、こうした若手研究者を支援し、日本の基礎研究の未来を支えることを目指しています。

エディテージについて



エディテージは、2002年創業のカクタス・コミュニケーションズ株式会社が運営する研究者支援ブランドです。英文校正、翻訳、投稿支援、学術コミュニケーション教育など、幅広いサービスを提供しています。日本、アメリカ、中国、韓国、インドにオフィスを構え、世界最大規模の英文校正・翻訳チームを擁しています。

まとめ:未来を担う若手研究者を応援



エディテージ研究費は、日本の基礎研究の活性化に貢献する重要な取り組みです。若手研究者の熱意と才能を支援することで、日本の科学技術の発展に大きく寄与することが期待されます。このプログラムへの応募を通じて、多くの若手研究者が研究活動に励み、世界に羽ばたいていくことを願っています。

応募詳細

応募条件:40歳以下で過去2年間科研費申請をしており、その採択を受けていない自然科学、人文科学、社会科学の全分野の研究者
採択件数:本賞:2件/奨励賞:3件
応募締切:2016年12月31日(土)
助成内容:本賞:研究費50万円/奨励賞:10万円分のエディテージサービス

エディテージ研究費の詳細はこちら:https://www.editage.jp/editage-grants.html

会社情報

会社名
カクタス・コミュニケーションズ株式会社
住所
東京都千代田区神田三崎町2-4-1 TUG-I ビル 4F
電話番号
03-6261-2290

トピックス(科学)

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