カーボンニュートラルを実現するCO2由来の燃料と化学品製造技術セミナー開催

カーボンニュートラルを目指す新しい技術

2024年11月20日（水）、JPI（日本計画研究所）主催の「カーボンニュートラルのためのCO2を原料とした燃料と化学品製造技術について」セミナーが開催されます。環境問題が深刻化する中、持続可能な社会を実現するための新たな技術について学べる貴重な機会です。

セミナーの概要

このセミナーでは、アイシーラボの代表である室井髙城氏が講師を務め、CO2を原料とした燃料や化学品の製造技術について詳しく解説します。カーボンニュートラルに向けた具体的な技術や市場動向を知ることができ、参加者自身のビジネスに役立つ情報を得られることでしょう。

特に注目すべきポイント

- CO2原料の活用：化石燃料からの脱却が求められている中、CO2を原料とする技術の重要性が増しています。
- 国際的な技術動向：欧米諸国ではすでにCO2と水素から燃料が合成されています。これらの国々の先進事例を学ぶことができるのも大きな魅力です。
- 名刺交換と交流の場：セミナーには名刺交換の時間が設けられており、参加者同士でのネットワーキングが期待できます。新たなビジネスチャンスの創出につながるかもしれません。

セミナー内容

1. CO2に関する基礎知識
(1) CO2を原料とした製造の可能性
(2) CCS（Carbon Capture and Storage）の課題について

2. CO2から燃料を合成する過程
(1) ドライリフォーミング（CO2とメタンを用いた合成ガスの生成）
(2) 逆シフト反応（CO2のCOへの還元反応）
(3) メタン合成技術の進展（欧州と国内の動向）
(4) LPG合成とe-Fuelの製造
(5) 合成ガソリン及びSAF（航空燃料）の製造方法

3. 化学品の製造
(1) メタノール及びその関連製品（DME、エタノール、軽質オレフィン、芳香族、機能化学品など）
4. ポリマーの合成技術
(1) 様々なポリマー（ポリカーボネート、PE、PHA）

5. 質疑応答
6. ネットワーキングの時間

受講方法は会場、ライブ配信、アーカイブ配信（2週間視聴可）から選べ、参加者のニーズに応じて柔軟に対応しています。受講料は、個人参加が33,640円（税込）、社内の複数名の参加の場合は28,640円となっています。