金沢駅前で新たな食文化の拠点「金澤じもの HAKU」がオープン
2025年12月10日、金沢駅前の商業施設「金沢フォーラス」6階に「金澤じもの HAKU」が開業します。これは、アイエムエムフードサービス株式会社が展開する、金沢の新しい食文化発信拠点です。HAKUでは、海外からの観光客に向けて、金沢の特産品を使ったダイニング体験を提供します。
店内の魅力
店内はシックで高級感のあるデザインが特徴で、窓際には大きな寿司カウンターが設置されています。ここでは、熟練の寿司職人が旬の鮮魚を目の前で握り、世界的に評価の高い和牛を贅沢にしゃぶしゃぶとして提供します。また、金沢の伝統野菜、加賀野菜を使った料理を、天ぷらや茶碗蒸しとともに味わえる特別な「OMAKASEコース」を用意しています。
HAKUの名前の由来
「HAKU」という名前は、金沢の金箔文化と「箔がつく」という意味を掛け合わせたものです。この名には、じものに職人の技で“箔をのせる”という思想が込められています。職人の技術が生み出す料理の哲学がそこにあります。
OMAKASEコースの内容
HAKUの目玉である「OMAKASEコース」は、金沢の特産品を中心とした洗練されたメニューです。コースは約45分で完結し、観光の合間にも本物の金沢体験ができます。メニューの一例には、和牛しゃぶしゃぶ、もっちり豆腐、酢の物、天ぷら、刺身、茶碗蒸しが含まれ、メイン料理として海鮮丼や鰻重、特選握り寿司などから選択可能です。
加賀野菜について
加賀野菜とは、金沢で育まれてきた伝統的な野菜です。これらは金沢市が認定したブランド品であり、地元の郷土料理に深みを加えています。たとえば、加賀れんこんや五郎島金時、源助大根などの個性的な野菜を用いた料理を楽しむことができます。
金沢の旬な鮮魚
金沢は、透明感のあるアカイカや脂の乗ったのどぐろなど、多彩な海鮮が揃う地域です。HAKUでは、これらの魚を刺身や握り寿司、海鮮丼として提供し、旬の味覚を存分に楽しむことができます。
和牛の魅力
和牛は、その豊かな風味と柔らかさから世界的に高い評判を受けています。ここでは、しゃぶしゃぶという調理法で、脂の旨味を最大限に引き出します。
ペアリング体験
HAKUには、料理との調和を理解する酒ソムリエが在籍し、日本酒やワインとのペアリング体験を提供。特に「日本酒呑み比べセット」は、米の旨みや香りを一度に楽しめる贅沢な選択です。
別室の抹茶体験
今後、店舗の入口横に設ける別室で、職人が点てた抹茶を提供予定です。海外の観光客にも人気が高いこの体験は、日本文化を象徴するものとして期待が寄せられています。
空間のデザイン
HAKUでは、白木を基調とした落ち着いた空間設計を大切にし、職人の所作や料理を一体で楽しむ環境を整えています。金箔をイメージした照明や、九谷焼、輪島塗の器が使用され、高級感が漂う演出が施されています。
アイエムエムフードサービス株式会社について
アイエムエムフードサービス株式会社は、食に関するさまざまなサービスを提供する企業で、金沢を拠点に飲食店の運営やイベント企画などを手がけています。新たな食体験を提供し、ニーズに応えていく姿勢が魅力です。
HAKUで、金沢の“じもの”を存分に味わえる特別な体験を是非お楽しみください。日常を忘れるひとときをお届けします。