廃漁網アップサイクルに新技術!digglueとamuが連携しトレーサビリティシステム導入
株式会社digglueは、廃漁網のアップサイクルに取り組むamu株式会社と連携し、トレーサビリティシステム「MateRe-Traceability」を導入しました。このシステムは、廃漁網由来のプラスチック原料の由来を証明することで、サステナビリティへの取り組みを加速させることを目指しています。
環境問題と経済的負担を解決する取り組み
海洋プラスチックごみの大きな割合を占める廃漁網は、海洋生物への被害や漁業者への経済的負担を引き起こしています。amu株式会社は、廃漁網の回収と再資源化に取り組むことで、これらの問題解決を目指しています。
トレーサビリティシステム「MateRe-Traceability」で透明性を向上
「MateRe-Traceability」は、廃漁網の回収からリサイクル材の生産までの全プロセスを可視化し、透明性を高めるシステムです。回収量や再生材の品質、生産効率などのデータをリアルタイムで収集・分析することで、改善活動に役立ちます。
消費者への発信と信頼構築
「MateRe-Traceability」で得られるトレーサビリティ情報は、消費者への発信にも活用されます。再生材の価値を高め、消費者の関心を集めることで、海洋プラスチック問題に対する意識向上とサーキュラーエコノミーへの参加を促進します。
digglueのサーキュラーエコノミーDXプラットフォーム
digglueは、サーキュラーエコノミーを促進するためのDXプラットフォームを提供しています。そのコンセプトは「みせる・つなぐ・まわす」です。
みせる: MateRe-Visualizationで、サステナビリティに関する情報を可視化します。
つなぐ: MateRe-Traceabilityで、企業間連携を促進し、データの共有を促進します。
*
まわす: CiReta!で、デジタルプロダクトパスポート対応と消費者の行動変容を促します。
digglueとamuの連携で実現する持続可能な未来
digglueとamuの連携は、廃漁網のアップサイクルを通して、海洋プラスチック問題の解決とサステナビリティの促進に大きく貢献すると期待されています。両社の取り組みは、環境問題と経済的課題の両方を解決する、持続可能な社会の実現に繋がるでしょう。