水素社会の未来とFuel Cell シンポジウムの開催
地球温暖化を考慮した際、その主な原因の一つとして挙げられるのがCO2の排出です。これを削減する手段として期待されているのが水素エネルギーです。この水素エネルギーは、発電時に排出される物質が水のみであり、環境に優しいクリーンなエネルギー源として注目を集めています。それに伴い、2020年11月25日(水)には、名古屋市にあるMOBILITY GATE 吹上にて「水素社会の未来とFuel Cell」というテーマでシンポジウムが開催されます。
本シンポジウムでは、水素エネルギーの現状とその未来について深く理解を深めることを目的としています。特に消費者の視点から水素エネルギーの重要性を伝え、どういった形で社会に役立つのかを広く周知させる場となります。また、トヨタ自動車が発表予定の新型燃料電池車「MIRAI」に関する見解もお届けします。
シンポジウムの詳細
- - 開催日時: 2020年11月25日(水)15:30~18:30
- - 開催場所: MOBILITY GATE 吹上(愛知県名古屋市千種区千種3-5-7)
- - 定員: 25名(定員に達したため、参加募集は締め切りました)
プログラム
1.
第一部 (15:30~17:00)
- 清水和夫氏(モータージャーナリスト)と田中義和氏(トヨタ自動車 MS製品企画 ZF MIRAIチーフエンジニア)による講演およびパネルディスカッション。
- テーマ: 「水素エネルギーをめぐる世界の動向について」「水素社会実現に向けて」「新型MIRAIほか世界のFC」
2.
第二部 (17:15~18:30)
- 意見交換会が行われ、参加者同士の意見をシェアする良い機会となります。
収録動画の配信
シンポジウム終了後には、講演の様子を収録した動画が「MOBILITY GATE 吹上」の公式ウェブサイトで配信される予定です。内容は2020年12月1日頃に公開されますので、こちらも関心がある方はチェックしてみてください。
ファシリテータ及びパネラー紹介
清水和夫氏
- - 1977年武蔵工業大学電子通信工学卒業、1981年からプロのレースドライバー。
- - 1988年よりジャーナリストとして活動を開始、様々な自動車関連の著書を執筆。
田中義和氏
- - 京都大学工学部卒、トヨタ自動車入社後はPHVや燃料電池車の開発責任者を歴任。
- - 新型MIRAIの開発にも関与し、未来の水素社会を支える技術革新に取り組んでいます。
MOBILITY GATE 吹上の役割
MOBILITY GATE 吹上は、2020年1月に開設され、モビリティ社会における情報発信の拠点です。この場を通じて、人と物の移動についての理解を深め、地域とのつながりを強化することを目指しています。クルマを中心に様々なイベントやサービスを提供し、より良い社会づくりに寄与しています。
このシンポジウムは、環境問題に関心のある方々にとって、未来のエネルギーについて学ぶ良い機会です。ぜひ、参加して次世代の水素社会について考えを深めてみてはいかがでしょうか。