ElevationSpaceの新発表
2025-11-20 12:34:13

ElevationSpaceがJAXAの革新プログラムに採択、有人宇宙輸送に向けた新たな一歩

宇宙輸送の未来を開くElevationSpaceの新たな挑戦



株式会社ElevationSpaceが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施する「革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラム」の研究提案募集に採択されました。これにより、同社はJAXAおよび東北大学と共同で「カプセル型有人宇宙船の帰還を想定した打上アボート後の運用シナリオと航法誘導制御」に関する新たな研究を推進することとなります。この研究は、2030年代に向けた有人宇宙輸送の実現に向けた重要なステップです。

共同研究の目的と内容


ElevationSpaceは、宇宙での有人輸送技術を進化させるためのフィジビリティ研究を行います。本研究の主な課題は、打上後にアボートした場合の運用シナリオを確立し、航法誘導制御の技術を開発することです。この取り組みは、ElevationSpaceが過去に開発した無人領域での「大気圏再突入・回収技術」を基盤にしており、今後の有人宇宙輸送技術への発展が期待されています。

宇宙輸送に関する新たなビジョン


ElevationSpaceは「軌道上のヒト・モノをつなぐ交通網を構築する」という新たなビジョンを掲げています。これにより、地球に帰還可能な再突入機を基に、軌道上拠点への物資・有人輸送や軌道間輸送の事業を拡大しようとしています。これまで培ってきた技術を生かしつつ、より安全で信頼性の高い有人帰還技術の確立を目指しています。

事業ロードマップと未来への展望


本研究は原則として1年間(12ヶ月)にわたり行われ、研究の進捗に応じて期間が延長される可能性があります。経済的に効率的な宇宙輸送システムを確立し、2020年代末の国際宇宙ステーション(ISS)の運用終了後も継続的に宇宙環境を利用できる手段を提供することが求められています。ElevationSpaceは、ポストISS時代に向けた「フリーフライヤー型の軌道上実証・回収衛星」などを開発し、新しい宇宙環境利用の道を切り開く計画です。

小林CEOの意気込み


今回の提案が採択内定となったことについて、代表取締役CEOの小林稜平は「この度は大変光栄な結果となりました。私たちの目指すのは、軌道上で人々が生活できる未来をつくることです。今回の採択は、その目標に向かう第一歩です」とコメントしました。

株式会社ElevationSpaceでは、事業拡大に向けて各ポジションでの採用を強化しています。「宇宙での生活を実現する」というミッションに共感できる方は、公式採用ページから応募をお待ちしています。

企業情報


ElevationSpaceは、宇宙環境の利用と回収に特化したスタートアップ企業であり、同社の宇宙事業は、東北大学やJAXAとの強力な連携によって進行中です。これからの宇宙開発に無限の可能性を秘めたElevationSpaceに注目です。


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会社情報

会社名
株式会社ElevationSpace
住所
宮城県仙台市青葉区花京院2-1-65いちご花京院ビル9階
電話番号

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